「バッド・ジーニアス 危険な天才たち」のバズ・プーンピリヤが監督し、「恋する惑星」などのウォン・カーウァイが製作総指揮を務めた映画「プアン／友だちと呼ばせて」が、8月5日より劇場公開されることが決まった。
「プアン／友だちと呼ばせて」は、プーンピリア監督の半自伝的な物語で、若くして他界した親友にささげられた作品。NYでバーを経営するボスは、タイで暮らすかつての親友ウードから数年ぶりに電話を受ける。白血病で余命宣告を受けたウードから最後の頼みを聞いてほしいと言われたボスは、タイに駆けつける。2人はウードの元恋人に会いに行き、ウードは忘れられなかった恋への心残りに決着をつける。ボスがオリジナルカクテルで旅を仕上げるはずだったが、ウードはボスの過去も未来も書き換える、”ある秘密”を打ち明ける。
完成した作品はサンダンス映画祭でプレミア上映され、ワールドシネマドラマティック部門で審査員特別賞に受賞した。
ポスタービジュアルは、さわやかな青空を背景に、親友同士が旅の足となるBMWのクラシックカーのボンネットに腰をかけて肩を組んだ姿が切り取られ、「言えなかったことがあるんだ――」という過去の”ある秘密”を暗示するコピーが添えられている。あわせて公開された予告編では、ボスとウードの道中の様子のほか、終わりにはウードがボスに「本当の目的は違うんだ」と切り出す姿が収められている。
【作品情報】
プアン／友だちと呼ばせて
2022年8月5日（金）新宿武蔵野館、シネスイッチ銀座、渋谷シネクイント他 全国順次公開
配給：ギャガ
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