小林聡美「本物の親友みたいでした」 年の離れた親友演じた斎藤汰鷹に 映画「ツユクサ」

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小林聡美「本物の親友みたいでした」 年の離れた親友演じた斎藤汰鷹に 映画「ツユクサ」

 劇場公開中の、小林聡美主演、平山秀幸監督の映画「ツユクサ」から、主人公・芙美(小林聡美)と歳の離れた親友の航平(斎藤汰鷹)の場面写真が公開された。

 宇宙が大好きな航平は、天体観測をしていたある夜、隕石が空から降ってくるのを偶然目撃。芙美と一緒に海岸で隕石を探し、拾った隕石と思われる石を専門家に見せに行くなど行動を共にする。芙美にとってはかけがえのない存在だ。

 航平役で自然な演技を見せているのは斎藤汰鷹。斎藤は、2016年のテレビドラマ「朝が来る」でデビュー以来、子役として数多くのドラマや映画に出演している。テレビドラマ「浦安鉄筋家族」では大沢木家の次男・大沢木小鉄を演じてそっくりぶりを披露。「人魚の眠る家」「梅切らぬバカ」などの映画出演のほか、「ラーヤと龍の王国」ではキッズ実業家のブーン役として吹き替え声優にも挑戦するなど、活躍を続けている。また、本作の平山秀幸監督による映画「愛を乞うひと」と同じ原作を元に制作された、2017年のスペシャルドラマ「愛を乞うひと」にも出演している。

 斎藤と共演シーンの多かった芙美役の小林聡美は、「あるとき、汰鷹くんと血液型の話をしていたら、彼のおばあちゃんも私もAB型で、『小林さんは僕のおばあちゃんに似ているって思ってたけど、血液型が一緒だからかぁ』って話をしたり。そっか、おばあちゃんか……とも思いましたけど(笑)、撮影の間もいろいろな話ができて楽しかったです。本物の親友みたいでした」と、撮影の合間も楽しく過ごせたことを明かしている。

小林聡美「本物の親友みたいでした」 年の離れた親友演じた斎藤汰鷹に 映画「ツユクサ」

 「ツユクサ」は、人間に当たる確率は一億分の一と言われる隕石にぶつかった主人公・五十嵐芙美に訪れる小さな奇跡を描いた、大人のおとぎ話のような作品。主人公の五十嵐芙美を演じるのは、「かもめ食堂」「めがね」などの小林聡美。子役の斎藤汰鷹が航平を、松重豊が篠田吾郎を演じる。監督は、「愛を乞うひと」の平山秀幸監督。平山監督たっての希望で、1969年の中山千夏の「あなたの心に」が、エンディング曲として使用されている。

【作品情報】
ツユクサ
公開中
配給:東京テアトル
©2022「ツユクサ」製作委員会

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