「くれなずめ」来年GW公開決定 「バイプレイヤーズ」の松居大悟監督作 主演・成田凌「すごいのできました」

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「くれなずめ」来年GW公開決定 「バイプレイヤーズ」の松居大悟監督作 主演・成田凌「すごいのできました」

 映画「アズミ・ハルコは行方不明」やドラマ「バイプレイヤーズ」を手がけてきた松居大悟監督の最新作となる映画「くれなずめ」が、2021年のゴールデンウィークに公開されることが決定。松居監督やキャストからのコメントも発表された。

 「くれなずめ」は、松居監督自身の実体験をモチーフに書かれたオリジナルの舞台劇を映画化した作品。友人の結婚式で久々に集まった高校時代の旧友たちの、披露宴から二次会までの狭間を描いた物語。タイトルは「暮れなずむ」を命令形にした造語で、日が暮れそうでなかなか暮れないでいる状態、前へ進もうとしても障害があってうまく進めないでいる状態を形容しているという。

 主人公の吉尾和希を演じるのは、数多くのドラマ・映画に出演し、現在放送中のNHK連続テレビ小説「おちょやん」にも出演している成田凌さん。舞台演出家として活動する藤田欽一役には、映画・ドラマの第一線で活躍を続ける高良健吾さん。舞台役者・明石哲也役には、昨年のヒット作「愛がなんだ」に続いて成田さんとのタッグとなる若葉竜也さん。唯一家庭を持つサラリーマンの曽川拓役には、ミュージシャン・俳優としてマルチに活躍する浜野謙太さん。他にも「佐々木、イン、マイマイン」で主演を務めるなど勢いに乗る藤原季節さんや、松居監督から絶大な信頼を得ているという目次立樹さんといった、実力派・個性派俳優が顔をそろえている。

■松居大悟監督
ポケットの奥でクチャクチャになった映画の半券みたいに、意気込みなんて奥の奥にしまってしまった。パリパリになった紙を丁寧に開くと、印字された文字がかすれていて、結局何を見たんだっけと思い出せなくなっている。思い出そうとしても、帰りに食べたラーメンとか、階段で寄り添うカップルが邪魔だったとか、どうでもいいことしか思い出せなくて。だけどこの半券を駅のゴミ箱に捨てなかったということは、当時の自分の中で留めたかった記憶なんだろうなという事実だけが情けなく残っている。そしてその半券はやっぱり捨てられずに、元あったポケットの奥にそっと戻してしまう。なかったことにしようとしてるのではなくて、その過去を大切にとっておきたいのかもしれない。こうして作品を届けられる、という不確かだけど確実な未来が、今はとても嬉しいです。
しょうもない友だちに向けて作った物語です。
オリジナルにこだわってきたわけではないけれど何よりオリジナルで、そんな汚い字の手紙を、変な役者陣と面白いスタッフによって、ポケットの中に突っ込んだ手ごと抱きしめるような作品になった気がしています。
昼と夜の狭間の、形容できない時間が好きで。曖昧にこそ真実が宿ると信じていて。またこんな小さな世界を描いてって言われても、この小さな感覚に救われてきたし、そんな些細なことで世界なんて変えられるんじゃないかと思っています。
話が大きくなってしまいましたが、友だちみたいな映画です。コイツに会いに来てください。なんてことない夕暮れの下で、一緒にへらへら笑いましょう。遠慮はいらないぜ!

■成田凌さん
暮れなずまない時間、暮れなずんでくれない時間、暮れなずまさない時間。
彼らの選択を笑ってやってください。
すごいのできました。

■高良健吾さん
今でもこの現場で過ごした日々はたまらなく愛しくて、大切なものです。
クランクアップの日はなにかが溢れ出しそうで、皆んなと目を合わせたくなかったです。
この現場が好きでした。
現場の皆んなでバカしながら、褌一丁になりながら精一杯やりました。
1人でも多くの方々に観てほしいです。

■若葉竜也さん
松居大悟監督の映画は全て観てますが、一番好きです。
自分が出演しているからではなく、観客として、一番好きです。
「どうすっか?このあと」
そんな映画です。

■浜野謙太さん
マネージャーから話が来る前に高良くんから電話があって「はまけんさん、映画の台本読みました?めっっちゃ面白いです!マジ楽しみです!」高良くんてホント最高だなと共に、これは成功させるしかないと興奮で始まりました。松居監督の映画はほぼ観ていて、念願叶ってご一緒の現場は彼に翻弄され尽くし、悩み、笑い、泣かされ、あっという間の稽古&撮影期間でした。
つまり、きっと良い作品なので観てください。

■藤原季節さん
映画の撮影がこんなにも楽しかったのは初めてです。
また、自分の出演作を観てこんなに楽しめたのも初めてです。こんなに楽しくて良いんだろうか。
「ハッキリさせようとすんなよ」
そんな台詞に心が救われた気がしました。僕も、沈まない夕日の中にいつまでも暮れなずんでいたいです。
映画の中でくらい、そうしていたいです。

■目次立樹
舞台版から同じ役で続投させていただきました。この作品が小劇場から全国の映画館へと広がるなんて思ってもみませんでした。改めて不思議な魅力に溢れた作品だと実感してます。
忘れてはならないのは、この作品は舞台版の役者やスタッフ、お客様の協力なくして生まれていなかったです。深く感謝を申し上げます。
最後に両親へ。作業着の似合う男に産んでくれてありがとう♡

くれなずめ
2021年GW 全国公開
配給:東京テアトル
(C)2020「くれなずめ」製作委員会

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