カルト集団に元妻を惨殺された刑事　カルトから逃げ延びた女性と手を組む　「神は銃弾」公開決定

2024年11月13日 18:00

　2002年版の「このミステリーがすごい！」海外編で第1位を獲得した、ボストン・テランの同名ベストセラーを映画化した「神は銃弾」が、2024年12月27日より劇場公開されることが決まった。

　「神は銃弾」は、カルト集団に元妻を惨殺された愛娘を誘拐された刑事を主人公とした作品。クリスマスの夜、刑事ボブ・ハイタワーの元妻とその夫が惨殺され、愛娘のギャビが姿を消す。その背後には、悪魔のようなカルト集団「左手の小径」の影がうごめいていた。絶望と怒りにさいなまれたボブは、かつてカルトに誘拐されて生還を果たした女性のケース・ハーディンと出会う。法の力が及ばぬ闇を前に、ボブは正義の限界を悟り、刑事の職を捨て、その忌まわしい世界へと足を踏み入れることを決意する。ボブとケースの傷ついた魂は、痛みと怒りを武器に、奈落の淵へと進んでいく。

　監督は、「ジョンQ－最後の決断－」「きみに読む物語」のニック・カサヴェテス。「ゲーム・オブ・スローンズ」などのニコライ・コスター＝ワルドーが主人公のボブを演じる。ボブとともに闇に挑む、カルトから生還を果たした女性ケースマイカ・モンローが演じる。また、「Ray／レイ」「ジャンゴ繋がれざる者」などのジェイミー・フォックスも出演している。