本田望結が石倉三郎を「おい、ジジイ!」と叱りつける 「それいけ!ゲートボールさくら組」本編映像

映画スクエア

 藤竜也主演の映画「それいけ!ゲートボールさくら組」(公開中)から、本田望結演じる嶋田七海による、「さくら組」メンバーへのゲートボールレクチャーシーンの、本編映像が公開された。

 七海は桃次郎たちのかつてのラグビー部仲間の孫娘という設定。石倉三郎演じる花田菊男が、「さっさと終わらせようぜ、こんな玉遊び」となめた態度をとると、本田は「ほぉ~、玉遊びね」とスティックを顔の前に振り上げ握りしめ、目つきをがらりと変える。デモンストレーションで一打打って見せる七海に続いて、ゲートボールを軽く見ている花田が初挑戦するのだが、うまく玉を打てない。もう一度打とうとする花田に七海は、「おい、ジジイ!順番守れよ!全員打ち終わったあとだろ!」と叱りつけるのだった。

 野田孝則監督は、普段は天真爛漫な雰囲気な本田が、七海のような口の悪い演技ができるか心配していたが、本田がセリフを言う姿を見て安心したという。また、現場で本田に会った藤は「本田さんはほかの人と違ってフィギュアスケートをやっているので体幹がぶれずさすがでした」と絶賛。ちなみにこの七海のキャラは、実は漫画「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の本田巡査がヒントになっている。

 「それいけ!ゲートボールさくら組」は、シニアが奮闘するエンタメ映画。かつて高校ラグビーで青春を謳歌した”ジーサン”たちが、60年ぶりに集結。マネージャーだったサクラが経営するデイサービス“桜ハウス”の倒産危機を知って一念発起し、今の自分たちができることで手助けしようと、ゲートボール大会に出場して優勝を目指すことになる。悪徳ゼネコン企業の陰謀も渦巻きピンチの連続を迎えるが、固いチームワークで困難を乗り越え、桜ハウスを救おうとする。

 主演は、「愛のコリーダ」「龍三と七人の子分たち」などの藤竜也。81歳の藤竜也が、ゲートボール大会に出場して優勝を目指す主人公・織田桃次郎役を演じる。高校時代からの元ラグビー部仲間には、石倉三郎、大門正明、森次晃嗣、小倉一郎。平均年齢76歳の超ベテラン俳優陣が、スクリーンで大暴れする。ほかに、「チームさくら組」の一員として山口果林、田中美里が出演。かつてのラグビー部仲間で今は亡き盟友役として毒蝮三太夫、ゲートボールをスパルタ指導する女子高生・嶋田七海役に本田望結、生前ゲートボール愛好家としても知られていた落語家・三遊亭円楽も顔をそろえる。

【作品情報】
それいけ!ゲートボールさくら組
公開中
配給:東京テアトル
©2023「それいけ!ゲートボールさくら組」製作委員会

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