巨大ロボット・ヒトラーが世界征服を狙う 「アフリカン・カンフー・ナチス2」公開決定

映画スクエア

 ガーナ発のカンフー・アクション映画「アフリカン・カンフー・ナチス」の続編となる映画「アフリカン・カンフー・ナチス2 逆襲のロボトラー」が、2025年7月26日より劇場公開されることが決まった。

 「アフリカン・カンフー・ナチス2 逆襲のロボトラー」で描かれるのは、前作から数年後。実は生き延びていたヒトラーが亡命先のガーナから世界征服をたくらむが、現地の青年アデーがカンフーによってその計画を阻止。ヒトラーも死亡し、世界に再び平和が訪れたはずだった。しかし数年後、ヒトラーはなぜか復活。ガーナの次期大統領選に出馬すると、宣伝大臣ゲッベルスや在ガーナ日本大使・雷電の後押しで瞬く間に国民の心をつかみ、最有力候補になってしまう。この事態に立ち上がったのは、今は亡きアデーの弟アドー。兄譲りのカンフーでガーナを救おうと戦いに挑むが、ヒトラーは想像を絶する恐ろしい変貌を遂げていたことが明らかになる。

 今回の注目は、「ロボトラー」と呼ばれる巨大ロボット・ヒトラー。前作で死んだはずのヒトラーが殺人マシーンと化し、再びガーナから世界征服を狙う。奇想天外な造形の着ぐるみを使ったロボトラーとの特撮バトルシーンは手作り感が満載で、特撮愛に満ちた作品となっている。さらに、前作の東條英機に続く新たな日本人キャラとして、在ガーナ日本大使「雷電」が登場。相撲パフォーマーとして世界で活躍する元大相撲力士ごっちゃんこが演じている。

 監督を務めるのは前作に引き続き、日本在住のドイツ人監督セバスチャン・スタイン。今回も監督・脚本・編集・そしてヒトラー役での出演を務め、完全自主映画として続編を企画するが、資金不足の壁に突き当たってしまう。しかし、クラウドファンディングを実施すると、わずか数時間で目標額を達成。またもアフリカへ渡り、”ガーナのジョージ・ルーカス”ことニンジャマン監督をはじめ、現地スタッフと続編を撮影した。

【作品情報】
アフリカン・カンフー・ナチス2 逆襲のロボトラー
2025年7月26日(土)シアター・イメージフォーラム他にて公開
配給:トランスフォーマー
© SEBASTIAN STEIN ALL RIGHTS RESERVED

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