映画スクエア
第58回百想芸術大賞で最優秀男性演技賞、監督賞、男性助演賞を受賞した韓国映画「キングメーカー 大統領を作った男」が、8月12日より劇場公開されることが決まった。
「キングメーカー 大統領を作った男」は、生き馬の目を抜く苛烈な韓国の大統領選挙を描き、韓国政界の深い闇を暴き出す2人の男のドラマ。描かれるエピソードの多くは、第15代韓国大統領の金大中（キム・デジュン）と彼の選挙参謀だった厳昌録（オム·チャンノク）の実話をベースにしており、真実を基に大統領選の裏側を赤裸々に描いたサスペンスとなっている。
光の当たる表の存在として民衆の希望となる国会議員のキム・ウンボムを演じたのはソル・ギョング。実際の政治家の演説シーンを参考にしながらも自身ならではのキャラクターを模索し、前年の「茲山魚譜 チャサンオボ」に続いて、2年連続で百想芸術大賞の最優秀男性演技賞を受賞した。ウンボムと同じ理想を追いかけながらも影となり力を尽くすソ・チャンデ役を、「パラサイト 半地下の家族」以来の映画出演となるイ・ソンギュンが務めている。監督は、ソル・ギョング主演「名もなき野良犬の輪舞（ロンド）」のビョン・ソンヒョン。
公開された日本版ポスターには、”世界を変えるため、大統領を目指した男には、存在も名前も知られていない「影」として生きた選挙参謀がいた－“のコピーとともに、運命共同体ともいえるソル・ギョング演じるキム・ウンボムとイ・ソンギュン演じるソ・チャンデが、背中合わせに配されたデザインとなっている。
【作品情報】
キングメーカー 大統領を作った男
2022年8月12日（金）シネマート新宿ほか全国順次ロードショー
配給：ツイン
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