
1988年にニコが49歳で亡くなる直前の2年間に焦点をあてた音楽伝記ドラマ「残響のメロディ 魂の放浪者ニコ、最後の旅路」が、2026年7月17日より劇場公開されることが決まった。
アメリカのロックバンド、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの歌姫として知られ、ポップアートの旗手アンディ・ウォーホルのミューズとして1960年代に一世を風靡したドイツ人のニコ。1986年、イギリスのマンチェスターで孤独に暮らすニコは、過去の名声から距離を置き、ヨーロッパ各地を巡るツアーに出るが、その旅は薬物依存や不安定な精神、周囲との軋轢(あつれき)といった問題と向き合う過酷なものだった。ステージ上の姿と私生活の葛藤を交錯させながら、「ニコ」という偶像から脱却し、ひとりの女性=クリスタ(本名)として生き直そうとする彼女の姿を、リアルに描いた作品となっている。
監督を務めたのは、「キアラ」「ミス・マルクス」などのイタリア人女性監督のスザンナ・ニッキャレッリ。アカデミー賞外国語映画賞受賞作「未来を生きる君たちへ」のトリーヌ・ディルホムがニコを演じている。新しいマネージャーのリチャード役にジョン・ゴードン・シンクレア、ヴァイオリニスト・シルヴィア役にアナマリア・マリンカが顔をそろえる。ヴェネチア国際映画祭オリゾンティ部門の最優秀作品賞をはじめ、伊アカデミー賞が主催するダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞では脚本賞、サウンド賞、メイクアップ賞などを受賞した。
【作品情報】
残響のメロディ 魂の放浪者ニコ、最後の旅路
2026年7月17日(金)よりkino cinema新宿、池袋シネマ・ロサ、アップリンク吉祥寺ほか全国順次公開
配給:NEGA
©2017 VIVO FILM / TARANTULA