映画スクエア
2024年9月6日より劇場公開される、乃木坂太郎原作の同名コミックの実写映画化作「夏目アラタの結婚」の、本予告映像が公開された。また、主題歌がオリヴィア・ロドリゴの「ヴァンパイア」となることが発表された。
本予告映像は、「俺と結婚しようぜ」という夏目アラタ(柳楽優弥)の衝撃的なセリフから幕を開ける。日本中を震撼させた、都内で発生した連続バラバラ殺人事件の犯人である死刑囚・品川真珠(黒島結菜)、通称品川ピエロ。児童相談所職員であるアラタは、その殺人事件の被害者の子供に頼まれ、行方不明となっている被害者の首を探すため、真珠に接触を試みる。そんなアラタの前に現れた真珠は、残虐な連続殺人事件を起こし世間を騒然とさせた死刑囚とは思えない風貌だった。
真珠から情報を引き出すため、アラタは大胆にも結婚を申し出るが、真珠は「ボクのとっておきの秘密、教えてあげる」「ボク、誰も殺してないんだ」と衝撃の告白をする。会うたびに変わる真珠の言動に翻弄されていくアラタに、死刑囚に取り込まれないよう忠告する死刑囚アイテムコレクターの藤田(佐藤二朗)や、真珠の中にある闇を晴らしてほしいと言いアラタに協力を求める弁護士の宮前(中川大志)、アラタが勤める児童相談所の先輩で真珠に心酔していく桃山(丸山礼)、アラタの行動を注視する児童相談所の所長・大高(立川志らく)、控訴審の裁判長で真珠の本心を疑う神波(市村正親)など、登場人物そして日本中を巻き込んで予測不可能な展開が巻き起こっていく様子が描かれている。
「夏目アラタの結婚」は、連続殺人犯の死刑囚にプロポーズすることから始まる獄中サスペンス。“品川ピエロ”の異名で知られ、日本中を震撼させた連続バラバラ殺人事件の犯人・品川真珠。死刑囚として収監されている22歳の真珠のもとを訪れた、元ヤンキーで児童相談所の職員である夏目アラタは、真珠に“獄中結婚”を突如申し出る。
日本中を震撼させた連続殺人事件の遺族から相談を受け、死刑囚に会いに行く元ヤンキーで児童相談所の職員である主人公の夏目アラタを演じるのは柳楽優弥。事件の真相を探るために真珠に結婚を申し込むも、彼女に翻弄され続けるアラタを演じる。物語の鍵を握る“品川ピエロ”の異名をもつ連続殺人犯にして死刑囚の品川真珠役には黒島結菜。さわやかなイメージからは遠いキャラクターで、新境地に挑む。真珠の大きな特徴である笑う時に見える“ガタガタの歯並び”を、スタッフとともに5カ月をかけて再現したという。監督を、「十二人の死にたい子どもたち」などの堤幸彦が務める。
【作品情報】
夏目アラタの結婚
2024年9月6日(金)全国ロードショー
配給:ワーナー・ブラザース映画
©乃木坂太郎/小学館 ©2024映画「夏目アラタの結婚」製作委員会