2026年01月24日
提供:共同通信PRワイヤー
プレスリリース詳細 https://kyodonewsprwire.jp/release/202601212785
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000 春、花めく/東風吹かば 仏教東漸
今回は、うららかな春を思わせる花の絵画を中心に、上原コレクションの名品を、平安時代から近代までの幅広い時代の中からご紹介します。
近代館の企画展『春、花めく』は、横山大観≪夜桜≫を中心に、春の花を描いた絵画をご紹介します。冬の寒さの余韻が残る薄暗闇に、赤々と揺らめく篝火と、それに照らし出される桜を描いた横山大観≪夜桜≫は、山桜の素朴で美しい姿が夜空へと浮かび上がるようです。その他、それぞれの画家の個性が際立つ春の花の絵画を展示室でごゆっくりとお楽しみください。
仏教館では『東風(こち)吹かば 仏教東漸(ぶっきょうとうぜん)』を開催、作品を展示します。新収蔵・初公開の≪華厳経断簡(二月堂焼経)≫は、奈良・東大寺二月堂に伝来した、奈良時代の紺紙銀字経です。二月堂が江戸時代に焼失した際に残った本経は、焼け滲みの美しさから愛好家に珍重され伝世しました。大陸からさまざまな文化を受容して、日本へと伝わった仏教美術作品を上原コレクションからご紹介します。
1)展覧会名 【近代館】 企画展 花、春めく
【仏教館】 企画展 東風吹かば 仏教東漸
2)会期 2026年1月24日(土)~5月18日(月) 115日間 *会期中無休
3)開館時間 9:30 – 16:30(最終入館は16:00まで)
4)会場 上原美術館 近代館・仏教館
〒413-0715 静岡県下田市宇土金341
5)料金 一般1,000円/学生500円/高校生以下無料
※団体10名以上10%割引
※障がい者手帳をお持ちの方は半額になります
※5月18日は国際博物館の日を記念して入館無料
6)ギャラリートーク
展覧会をより深くお楽しみいただける、学芸員による作品解説を行います。
開催日時 展覧会会期中の毎月第3土曜日
【近代館】10:00~ 【仏教館】11:00~ 各回約50分
参加方法 時間になりましたら展示室へお集まりください。※要入館券
■桜、チューリップ、梅など色とりどりの花の絵画
本展では桜をはじめ、チューリップ、梅、椿、スミレなど春に咲く花々を描いた絵画を、上原コレクションよりご紹介します。
桜は春を象徴する花の一つで、古くから多くの画家たちに描かれてきました。安井曽太郎≪桜と鉢形城址≫は、明るくやわらかな桜の色彩がのどやかな季節の到来を知らせます。
小林古径≪草花≫は、チューリップの花弁を黒で彩ることで、洗練された清らかさを一層際立たせています。さらに、すっと伸びた茎の線描は、澄んだ空気まで運んでくるかのようです。そのほか、花を通してうつろいゆく春をやさしく、ときに鋭いまなざしで捉えた画家たちの作品をお楽しみいただけます。
■さまざまな文化がであい、昇華した仏教美術
本展では、新収蔵・初公開となる≪華厳経断簡(二月堂焼経)≫を中心に、大陸から日本へと伝来し、昇華された仏教美術を上原コレクションよりご紹介します。
紺紙に銀字で書写された≪華厳経断簡(二月堂焼経)≫は、もともと六十巻書写され、奈良・東大寺の二月堂に伝来しました。江戸時代に修二会を行った際、二月堂が焼失、経典は燃え残りました。奈良時代に書写された本経は、字の美しさもさることながら、紙の焼け滲みの儚くも美しい風情が、書の愛好家に分蔵、珍重され伝来してきたものです。そのほか新収蔵・初公開となる墨書が美しい≪大般若波羅蜜多経巻三百六(薬師寺経)≫や、オリエントにそのルーツをもつ≪狛犬≫、中国・唐時代の影響を残し、ふっくらとしたお顔と優美な姿が魅力の≪十一面観世音菩薩像≫(重要美術品)などを展示いたします。
[近代館]
横山大観≪夜桜≫ 1947(昭和22)年 紙本彩色 55.9×68.8㎝
安井曽太郎≪桜と鉢形城址≫ 1945(昭和20)年頃 油彩、カンヴァス 60.2×72.7㎝
小林古径≪草花≫ 1951(昭和26)年 紙本彩色 48.7×63.5㎝
小倉遊亀≪チューリップ≫ 制作年未詳 紙本彩色 73.3×54.3㎝ ほか
[仏教館]
1. ≪華厳経断簡(二月堂焼経)≫ 奈良時代 紺紙銀泥 ※新収蔵・初公開
2. ≪大般若波羅蜜多経巻三百六(薬師寺経)≫ 奈良時代 紙本墨書 ※新収蔵・初公開
3. ≪十一面観世音菩薩像≫ 平安時代 木造・彫眼・漆箔 重要美術品
4. ≪狛犬≫ 平安末~鎌倉時代 木造・彫眼・漆箔 ほか