登場人物・キャスト　百円の恋

狩野祐二(新井浩文)

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狩野祐二は、プロボクサーである、映画「百円の恋」の登場人物。階級はスーパーライト級で、入場曲は「ワルキューレの騎行」。年齢制限（36歳）のために引退が近い。青木ジムに所属しており、練習する様子を一子がたまに見ていることに気づいている。また、ボクサーにもかかわらず喫煙者で、練習が一段落した時にジムの前で一服する姿を見せる。一子がバイトすることになった100円コンビニでバナナを大量に買うことから、店員たちからは陰で「バナナマン」と呼ばれている。

一子がバイトしている時にバナナを買いに来るものの、バナナを忘れて帰る。ジムにバナナを届けに来た一子をデートに誘う。一子と動物園などに行くものの盛り上がらず、誘った理由を一子に聞かれると、「断られないと思った」と語る。その後、引退試合のチケットを一子に渡す。試合（6回戦）では、ボディを打たれて1ラウンドでTKO負けする。試合後に、一子、野間と食事に行き、一子に惚れられていると話す野間の腹を殴って帰っていく。

その後、風邪を引いて100円コンビニで嘔吐し、ゴミと一緒に路上で転がっていたところを一子に助けられる。一子と暮らし始めるが、世話を焼こうとする一子に嫌気が差して出ていく。豆腐売りの女と一緒に働き始めるが、やがて別れる。工事現場の警備員の仕事をしている時に一子と再会。一子から試合を見に来るように言われる。「一生懸命なヤツを見たくない」と語っていたが、一子の試合ではダウンした一子を大声で励まし、負けた一子を会場の外で待ち、一緒に食事に行く。

・一子とのセックスでは、乳首をつまむように頼む。「もっと強く」と要求するものの、強くされると痛がる姿を見せる。

・以前はガソリンスタンドで働いていたが、やめたと一子に語る。職探しをする時には、通りがかった一子の隣人から携帯電話を借りる。

キャスト

狩野祐二を演じているのは新井浩文。公開時35歳頃。本作で、日本アカデミー賞優秀助演男優賞に選ばれた。「アウトレイジビヨンド」(2012)、「ヒミズ」(2012)、「モテキ」(2011)、「告白」(2011)などの出演作がある。同時期の出演作には、「永遠の0」(2013)、「まほろ駅前狂騒曲」(2014)、「近キョリ恋愛」(2014)などがある。

「百円の恋」の関連項目

セリフ・名言 4 百円の恋

狩野「断られないような気がした」

0:27:45頃狩野からデートに誘われた一子。2人は動物園にやって来るが、会話・・・は盛り上がらない。どうして自分が誘われたか不思議に思っている一子は、狩野に誘った理由を聞く。このあと、盛り上がらないままデートは終わる。・・・

セリフ・名言 7 百円の恋

狩野「憎まねえと殴れねえだろ」

0:42:20頃年齢制限のために強制的に引退となった狩野。引退試合のあとに、一・・・子や野間と食事に行く。「一子に惚れられている」と狩野にウソをつく野間。野間の言葉を真に受けた狩野は、野間を殴って帰っていく。このすぐ前に野間は、「ボクシングは相手を憎しみ合っているわけじゃない」と一子に説明していた。・・・

セリフ・名言 10 百円の恋