L.A.コンフィデンシャル
「L.A.コンフィデンシャル」は、ジェイムズ・エルロイの原作をカーティス・ハンソンが映画化した作品。ギャングによる激しい抗争が繰り広げられていた1950年代のロサンゼルスを舞台に、刑事殺しを追う刑事たちを描く。
刑事を含む6人が殺害される事件が起こる。被害者の刑事の相棒だったバド、悪徳警官のジャック、殉職した刑事を父に持つエドたちが、ぶつかり合いながらも事件を追う。警察内部の汚職も絡み、捜査は思わぬ展開を見せる。
バドを演じたラッセル・クロウとエドを演じたガイ・ピアースにとって、本作が出世作となった。アカデミー賞では作品賞を含む9部門にノミネート。娼婦を演じたキム・ベイシンガーが助演女優賞を受賞したほか、脚色賞も受賞した。