はるヲうるひと
「はるヲうるひと」は、架空の島の売春宿に住む三兄妹の物語の作品。佐藤二朗が主宰する演劇ユニット「ちからわざ」で2009年に初演された舞台の映画化作で、佐藤二朗が原作・脚本・監督が務め、山田孝之、仲里依紗、坂井真紀らに加え、佐藤も出演している。映画化を望んでいた佐藤が約5年をかけて完成させた。2020年11月に韓国で開催された第2回江陵国際映画祭では、最優秀脚本賞を受賞する評価を受けている。
2021年6月4日(金)よりテアトル新宿ほか全国公開
配給:AMGエンタテインメント
© 2020「はるヲうるひと」製作委員会
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6月4日より劇場公開される、佐藤二朗が原作・脚本・監督・出演を務める映画「・・・はるヲうるひと」の、本作を鑑賞した著名人によるコメントが記載されたチラシが公開された。
公開されたチラシには、綾野剛、小栗旬、斎藤工、水野美紀、ムロツヨシ、安田顕、山口隆(サンボマスター)らのコメントが記載されている。綾野剛は「人生を生・・・
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佐藤二朗が原作・脚本・監督・出演を務める・・・映画「はるヲうるひと」の、予告編が公開された。
公開された予告編では、架空の島を舞台に、売春宿で働く女性たち、売春宿を仕切る凶暴な長男・哲雄(佐藤二朗)、哲雄にこびへつらいながら生きる次男・得太(山田孝之)、病気の長女・いぶき(仲里依紗・・・
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佐藤二朗が原作・脚本・監督・出演を・・・務める映画「はるヲうるひと」の6月4日の劇場公開を前に、佐藤二朗監督のコメント映像が公開された。
佐藤は、試写を見たベテラン記者による「皆が皆、必死が滲むような芝居をしている」というコメントを引用しながら、「役者それぞれが、簡単には登れ・・・
至るところに「置屋」が点在する島。本土からは日に二度連絡船が出ており、客の往来の足となっている。住民たちはこの閉塞された島で一生を過ごしている。女は客から「外」の話を聞いて思いをはせている。男は、女たちのそんな「夢」を一笑に附して留まらせる。ある置屋にその「三兄妹」はいる。長男の哲雄は店を仕切り、その凶暴凶悪な性格で恐れられている。次男の得太は哲雄にこびへつらい、子分のようにしたがっている。長女のいぶきは、長年の持病を患い床に伏しいてる。ここで働く4人の個性的な遊女たちは、哲雄に支配され、得太をバカにして、いぶきに嫉妬している。女を売る家で唯一女を売らず、それどころか優遇された箱入り娘であるいぶきは、誰よりも美しかった。得太は、その美しいいぶきを幼少から見守り寄り添って生きている。