エターナル・サンシャイン

公開年: 2004年
製作国: アメリカ
監督: ミシェル・ゴンドリー
出演: ジム・キャリー、ケイト・ウィンスレット、イライジャ・ウッド、キルスティン・ダンスト、マーク・ラファロ

「エターナル・サンシャイン」は、恋人のクレメンタインが自分についての記憶を除去したことにショックを受けたジョエルが、自分の記憶も消してもらうことにするという物語。ジョエルをジム・キャリー、クレメンタインをケイト・ウィンスレットが演じた。

原題「ETERNAL SUNSHINE OF THE SPOTLESS MIND」は、18世紀初期のイギリスの詩人であるアレキサンダー・ポープの詩「エロイーザとアベラール」の一節から取られている。

アカデミー脚本賞を受賞し、主演女優賞（ケイト・ウィンスレット）にノミネートされた。また、ゴールデングローブ賞では、作品賞(コメディ／ミュージカル)、男優賞(コメディ／ミュージカル)＝ジム・キャリー、女優賞(コメディ／ミュージカル)＝ケイト・ウィンスレット、脚本賞にノミネートされるなどの評価を受けた。

モントーク

バレンタインデーの朝のニューヨーク。通勤のためにホームで列車を待つジョエル・バリッシュは、思い立ってモントークの浜辺に向かう。そこでジョエルは、青い髪をした女性（クレメンタイン）を見かける。戻る列車でクレメンタインに話しかけられたジョエルは、戸惑いながらもクレメンタインに何かを感じる。ニューヨークに戻ったジョエルはクレメンタインを家に送り、クレメンタインの部屋で話をする。泊まるように言われるジョエルだったが家に帰る。

シーン 1 エターナル・サンシャイン

列車で話をするジョエルとクレメンタイン

バレンタインデーの朝。引っ込み思案の性格のジョエルは、通勤列車を駅のホームで待っ・・・ている時に、急に思い立ってモントークへと向かう。冬のモントークの砂浜にはほとんど人がいないが、オレンジ色のパーカーに青い髪をした女性がいる。ダイナーで再び会った女性に興味を引かれるジョエルだったが話しかけることはできない。モントークから・・・

チャールズ川

家に着いたジョエルはクレメンタインに電話をする。翌日の夜、2人は凍ったチャールズ川でデートをする。氷の上に横になるクレメンタイン。怖がりながらもジョエルも横になり、2人で空の星を眺めながら話をする。朝方、クレメンタインはジョエルの家に泊まることになり、歯ブラシを取りに家に戻る。車で待つジョエルの前に男（パトリック）が現れ、「ここで何をしてる？」と声をかける。

記憶を消したクレメンタイン

過去にさかのぼる。ジョエルは夜に寝ている間に記憶を除去する手術を受ける。夢の中で過去を思い出すジョエル。恋人のクレメンタインと最近うまくいっていなかったジョエルが、バレンタインデーのプレゼントを買って書店で働くクレメンタインの元を訪れるものの、クレメンタインには彼氏がおり他人のように扱われる。ジョエルは、クレメンタインがラクーナ社で自分についての記憶を除去する手術を受けたことを知る。そして、ジョエルは自分もラクーナ社のハワード博士を訪れて、記憶を消してもらうことにする。