登場人物・キャスト　平成狸合戦ぽんぽこ

おろく婆(清川虹子)

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おろく婆は、多摩に住むタヌキである、映画「平成狸合戦ぽんぽこ」の登場キャラクター。多摩でもめるタヌキたちに、人間たちの開発が原因であることを教える。化学を得意とし、自ら茶釜に化けるなどして若いタヌキに化ける方法を教える。また、人間たちを脅かす楽しみを覚えたタヌキたちに、図書館で人間とタヌキの関係を教えて戒めたりもする。

テレビの取材で多摩の森にやって来た撮影クルーの前に姿を現し、「山はオラたちのすみか。勝手になくさんでもらいたい。これは生き物すべての願いじゃ！」と訴える姿を見せる。その後、タヌキたちがバラバラになってしまった後には、人間に化けて占い師として生きていることが描かれる。

キャスト

おろく婆の声を担当しているのは、清川虹子。公開時82歳頃。同時期の映画出演作には、「釣りバカ日誌スペシャル」(1994)などがある。

おろく婆「（歌）フレーフレー、鷹ヶ森。フレーフレー、鈴ヶ森。赤勝て青勝て、どっちも負けろ。負けたタヌキをぶっ殺せ」

0:04:05頃多摩の森に住むタヌキたち。権太をリーダーとする鷹ヶ森のタヌキた・・・ちと、青左衛門をリーダーとする鈴ヶ森のタヌキたちが戦いになる。たたきあったり相撲をとったりして戦うタヌキたち。そこに、おろく婆が歌いながら登場し、タヌキ同士がいがみあっている場合ではない事態が起こっていることをタヌキたちに教える。・・・

セリフ・名言 17 平成狸合戦ぽんぽこ

おろく婆「山はオラたちのすみか。勝手になくさんでもらいたい。これは生き物すべての願いじゃ！」

1:41:05頃妖怪大作戦をレジャーランドの宣伝とされたことが悔しくてたまらな・・・い鶴亀和尚は、テレビ局にタヌキの仕業であることを書いた手紙を出す。取材にやってきた撮影クルーに対し、おろく婆が訴えかける。このあと、タヌキたちはさまざまな動物たちに化け、テレビクルーの周りを駆け回る。・・・

セリフ・名言 21 平成狸合戦ぽんぽこ

おろく婆「気晴らしじゃ。気晴らしじゃ」

1:46:30頃実力行使でも、驚かす作戦でも、妖怪大作戦でも、人間によるニュー・・・タウンの開発は止められない。そして、タヌキたちはバラバラになってしまっていた。最後に、残ったタヌキたちは、力を合わせてかつての多摩の風景を再現してみせるのだった。・・・

キーワード 2 平成狸合戦ぽんぽこ

タヌキ

「平成狸合戦ぽんぽこ」はタヌキたちの物語である。「平成狸合戦ぽんぽこ」の世界では・・・、タヌキは人目のないところでは姿を変えて二足歩行となり、言葉も話す。基本的にはなまけものの性格で、のんびりとしている。陽気で人がよく、すぐに歌を歌ったり宴を開いたりする。人や物に化ける（化学）ことができるが、若いタヌキは化ける方法を知らない・・・

キーワード 4 平成狸合戦ぽんぽこ

多摩、ニュータウン

「平成狸合戦ぽんぽこ」の主な舞台となるのは多摩である。昭和40年代からスタートし・・・た多摩ニュータウン計画によって、タヌキたちのすみかである森が減ってしまったことがタヌキたちに危機を及ぼす。多摩ニュータウン計画は、総面積約3,000ヘクタールに居住予定人口30万人のベッドタウンを作るというものだった。タヌキたちは、トラ・・・

キーワード 5 平成狸合戦ぽんぽこ

化学（ばけがく）

タヌキたちは、人間や物に姿を変える化学（ばけがく）を使うことができる。化学の程度・・・の低いものは「擬態」であり、カメレオンなども使える。だが、まるっきり姿を変える「化学」はキツネと一部のネコにしかできないという。また、葉っぱを頭に乗せるのは初心者だという。多摩のタヌキたちは、人間による開発を止めるために化学を使うことに・・・