オブリビオン

公開年: 2013年
製作国: アメリカ
監督: ジョセフ・コシンスキー
出演: トム・クルーズ、オルガ・キュリレンコ、アンドレア・ライズボロー、モーガン・フリーマン

「オブリビオン」は、異星人との戦いの末に放射能によって住めなくなった地球を舞台に、地球で監視の役目を担うジャック・ハーパーがこれまで知らなかった真実を知る物語。監督を務めたジョセフ・コシンスキーが書いたグラフィック・ノベルが元になっている。

ジャック・ハーパーをトム・クルーズが演じている。また、崩壊後のニューヨークの図書館、スタジアム、エンパイアステートビルなどが描き出されている。ヘリコプターと似たバブルシップやバイクといった未来の乗り物も描かれている。

北米で9千万ドル弱の興行収入となり、世界では2億8千万ドルを超える興行収入となった。日本では、13億円強の興行収入となり、2013年の洋画の16位となった。

ジャックの任務

スカヴと呼ばれるエイリアンからの襲撃を受けた地球。月を破壊され、地震と津波が起きた。人類はスカヴとの戦いに勝利したが、地球は放射能で住めなくなった。土星の月であるタイタンに移住するため、全人類はテットと呼ばれる宇宙船に移住し、必要な核エネルギーを得るために海水の採集を続けていた。2077年3月14日。地球にはジャック・ハーパーと相棒のヴィクトリア（ヴィカ）の2人だけが残されている。ジャックの任務は、採水プラントを監視し、邪魔をしようとするスカヴの残党を排除することである。

図書館の襲撃

スカヴはドローンを破壊して燃料電池を奪っていた。かつてスーパーボウルの試合が行われたスタジアムだった場所で、ジャックはドローンを修理する。もう1機の故障したドローンがかつての図書館にあることがわかる。図書館に入ったジャックは、スカヴの攻撃を受ける。危機に陥るジャックだが、先ほど修理したドローンが現れてスカヴを攻撃する。ジャックは助かり、そばに落ちていた本を持ち帰る。

シーン 1 オブリビオン

図書館でのスカヴの襲撃

荒廃した地球で、採水プラントの監視・メンテナンスとドローンの修理を任務としている・・・ジャック。1台のドローンを修理したジャックは、別の故障したドローンがある、かつてはニューヨークの市立図書館だった場所にやって来る。図書館の内部でドローンを探すジャックだったが、どこにもドローンは見つからない。発信機を見つけたジャックは、・・・

採水プラントのメルトダウン

あと2週間で任務が終わり、タイタンに向かうことを心待ちにしているヴィカ。だが、ジャックは地球から去りがたいものを感じている。そんなジャックをヴィカはプールに誘い、2人は体を重ねる。翌朝、採水プラントの1つが、スカヴのしわざと考えられるメルトダウンを起こす。地球外に信号が発信されている場所が気づいたジャックは、発信元の場所に向かう。