名シーン紹介　プラトーン

1週間でベトナムでの兵隊生活に嫌気が差すクリス

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時間：　0:09:45頃

1967年9月、ベトナムに到着した志願兵のクリス・テイラー。到着してすぐに、クリスは死んだ兵士の入れられた死体袋を目撃する。カンボジア国境付近のジャングルでの行軍中に、重い荷物と首にたかるアリに参ってしまったクリスは動けなくなってしまう。そんなクリスを軍曹のエリアスが面倒を見てくれる。クリスは1週間でベトナムでの兵隊生活に嫌気が差す。

穴掘りするクリスの映像に、クリスが書いた祖母への手紙の内容がナレーションでかぶさる。「誰かが書いていた。“地獄とは理性の通じないところだ”と。ここがまさにそうだ」と語るクリス。さらには厳しい軍隊生活について語られる。部隊の先頭に立つのが一番イヤなこと、誰も人のことをかまっている余裕がないこと、陣地でも浅い眠りしか得られないことが語られる。

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「プラトーン」の関連項目

人物 1 プラトーン

クリス・テイラー

俳優：チャーリー・シーンクリス・テイラーは、ベトナム戦争に従軍する若い兵士である、映画「プラトーン」の登・・・場人物。裕福な家庭に育ち大学に通っていたが、貧しい人たちばかり戦場に行く状況に疑問を抱き、一兵卒として志願する。だがベトナムでの過酷な状況に、1週間で嫌気が差してしまう。一方でアメリカの縁の下の力持ちを自認している兵士たちに尊敬の念を抱くよ・・・

セリフ・名言 2 プラトーン

クリス（ナレーション）「誰かが書いていた。“地獄とは理性の通じないところだ”と。ここがまさにそうだ。地獄だ」

0:10:00頃貧しい若者だけが戦場に行く状況に疑問を抱き、一兵卒に志願してベ・・・トナムにやって来たクリス。だが1週間後には、ベトナムに来たことを後悔し、除隊の日を待ち望むようになる。そんなクリスによるベトナムについての言葉。・・・

キーワード 2 プラトーン

ベトナム戦争

「プラトーン」の舞台となるのはベトナム戦争である。大学に通う裕福な出身ながらも一・・・兵卒に志願したクリスが、ベトナム戦争の現実を知っていく姿が描かれている。敵との戦闘のみならず、仲間割れ、民間人の殺害、マリファナ、村の焼き討ちといった現実が描かれる。クリスが従軍するのは、アメリカで反戦運動が高まり始めていた1967年から1・・・

キーワード 1 プラトーン

評価、興行収入

「プラトーン」は、アカデミー賞の7部門にノミネートされ、「作品賞」「監督賞」「音・・・響賞」「編集賞」を受賞（ノミネートのみは「助演男優賞＝トム・ベレンジャー、ウィレム・デフォー」「脚本賞」「撮影賞」）するなど高く評価された。興行的にもヒットとなり、北米で1.3億ドルの興行収入となり1986年公開作の2位となった。日本でも配・・・

音楽 5 プラトーン

音楽（ジョルジュ・ドルリュー）、サウンドトラック

「プラトーン」の音楽を担当したのは、フランスの作曲家であるジョルジュ・ドルリュー・・・。アカデミー作曲賞を受賞した「リトル・ロマンス」(1979)などでも知られる。発売されているサントラ（サウンドトラック）には、以下の曲が収録されている。 1.Adagio For Strings "The Village" 2.Track・・・