名シーン紹介　ロッキー2

アポロ、再戦を望む

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時間：　0:49:55頃

ロッキーがボクサーから足を洗って、第二の人生に苦しんでいる時、アポロもまた苦しんでいた。「あの試合は八百長だった」「死んじまえ」「おまえは黒人の恥だ」といったアポロを侮辱する手紙が、世界中からアポロに届く。妻に対してもいら立ちを抑えられないアポロは、ロッキーとの再戦を決意する。

1作目とは打って変わって、2のアポロは終始真剣だ。前作ではなごやかだったスタッフとの会議も、ピリピリしている。トレーナーのデュークは、アポロにロッキーの危険性を説くが、アポロの決意は固い。そんなアポロの決意を感じ取ったデュークは、アポロをジッと見つめて、「やってみろ。おまえはチャンピオンだ」とアポロとともに戦うことを決意する。

ロッキーとミッキー同様に、アポロとデュークも、ボクサーとトレーナーとしての絆がある。アポロとの試合までは仲が悪かったロッキーたちよりも、チャンピオンとして実績を積んできたアポロ＝デュークの方が、長い時間を共にしてきたことだろう。映画内で描かれる時間はロッキー＝ミッキーの方がもちろん長いが、描かれない物語を感じさせてくれるシーンだ。

デュークはこの後も、「3」「4」「ロッキー・ザ・ファイナル」にも登場して、ミッキーの代わりといった存在となる。ミッキーがロッキーの父親のような存在なら、デュークはアポロの父親のような存在だ。父を失ったロッキーと、息子を失ったデュークは必然的に協力しあう。

この後、アポロ陣営は、イラストでロッキーをバカにし、テレビに出演してはロッキーを挑発する。思惑通りに、ロッキーとミッキーは再戦を受ける。あれほどロッキーの目を心配していたミッキーだったが、それ以上にアポロの挑発が頭にきたのだろう。

登場人物・キャスト

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人物 4 ロッキー2

アポロ・クリード

俳優：カール・ウェザースプロボクシングの世界ヘビー級チャンピオン。前作で無名だったロッキーを挑戦者に指・・・名するも、人生初のダウンを奪われるなど苦戦を強いられ、辛くも判定勝ちを収める。「再戦はしない」と試合終了後にロッキーに告げていたが、世間からの批判を浴びて翻意。引退したロッキーを引きずり出すために、メディアを使って挑発し、ロッキーをその気に・・・

人物 6 ロッキー2

トニー

俳優：トニー・バートンロッキーの再戦を希望するアポロに反対意見を述べる。だが、アポロの決心は固いと感・・・じて、アポロの決断を受け入れる。試合では、アポロを鼓舞。ロッキーからダウンを奪うと、「ビューティフル！」と歓喜する。最終ラウンド前のインターバルでは、ポイントで優勢なため足を使うようにアポロにアドバイスするが、完全決着を狙うアポロは受け・・・

セリフ・名言

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セリフ・名言 5 ロッキー2

アポロ「俺は勝ったさ。だが、ぶちのめしちゃいない！」

0:50:30頃ロッキーとの試合で辛くも判定勝ちを収めたアポロだったが、多く・・・の人々から中傷の手紙を受け取り、プライドはズタズタになっていた。汚名を返上するために、ロッキーとの再戦をアポロは求める。だが、トレーナーのトニーは否定的だ。その2人やりとり。勝つだけではなく、ぶちのめすことで名誉を回復したいというアポロの並・・・

セリフ・名言 6 ロッキー2