登場人物・キャスト　シンドラーのリスト

イザック・シュターン(ベン・キングズレー)

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Schindler's List (8/9) Movie CLIP - He Who Saves One Life Saves the World Entire (1993) HD

イザック・シュターンは、オスカー・シンドラーの会社の計理士を担当する、映画「シンドラーのリスト」の登場人物。有能な計理士で、眼鏡がトレードマーク。シンドラーに協力して多くのユダヤ人を救う。実在の人物だが、実際には計理士としては働いておらず、エピソードなどは複数の人物が元になっているという。

クラクフのゲットーにいたところ、台所用品製造会社の経理を担当していたことを知ったシンドラーから、シンドラーが作るホーロー会社の経理を任される。知り合いがシンドラーの工場で働けるように労働許可証を偽造し、片腕を失った人物も工場で働けるようにする。ゲットーが解体されたあとはプワシュフの強制収容所に移され、シンドラーとは離れてしまうものの、時折会ってシンドラーにアドバイスをする。

プワシュフの強制収容所が閉鎖されることが決まり、アウシュヴィッツ収容所に送られることになるが、シンドラーがナチスの将校であるゲートを買収し、シンドラーの元に残る。さらに、チェコのシンドラーの工場で働く従業員として、これまで工場で働いていた労働者を連れて行くことにしたシンドラーに協力し、シンドラーとともにリストを作成する。

チェコで終戦を迎え、シンドラーに助けられたユダヤ人とともに、「1つの命を救うものが、世界を救える」と彫られた指輪を渡し、「もっと多くの人を救えたはず」と崩れ落ちるシンドラーを抱きとめる。

・シンドラーから非常に信頼されており、工場がうまくいった時にはお礼を言われる。その時に乾杯を求められるが、酒は飲まない。その後、アウシュヴィッツに送られることになった時、初めてシンドラーとの酒に口をつける。また、労働許可証を忘れたために汽車で収容所に送られそうになった時に、シンドラーによって救い出されるエピソードも描かれている。

キャスト

イザック・シュターンを演じているのは、イギリスの俳優であるベン・キングズレー。公開時50歳頃。マハトマ・ガンジーを演じてアカデミー主演男優賞を受賞した「ガンジー」(1982)、メイヤー・ランスキーを演じてアカデミー助演男優賞にノミネートされた「バグジー」(1991)などでも知られる。同時期の出演作には、「スニーカーズ」(1992)、「デーヴ」(1993)、「死と処女」(1994)などがある。

「シンドラーのリスト」の関連項目

シーン 7 シンドラーのリスト

命のリスト

敗色が濃くなったナチスドイツは、プワシュフ強制収容所の放棄を決める。虐殺の証拠を・・・残さないよう、収容所で殺されたユダヤ人の死体は掘り返され、焼却するように命令が下る。そして、プワシュフ強制収容所のユダヤ人たちは、アウシュヴィッツ強制収容所に送られることになる。それは、死を意味していた。そのことを知ったシンドラーは、プ・・・

シーン 8 シンドラーのリスト

指輪を贈られるシンドラー

戦争が終わる。シンドラーは多くのユダヤ人をチェコの工場で引き取り、彼らの命を助け・・・た。だが、ドイツ軍を相手にビジネスをしてきたシンドラーは、戦犯として追われることになるため、妻とともに車で逃げることに決める。車に向かうシンドラーと妻を、シンドラーが助けた従業員が見守る。そしてシンドラーは、もしも捕らえられた時のために・・・