登場人物・キャスト　ターミネーター2

サラ・コナー(リンダ・ハミルトン)

重要な部分に触れている場合があります。

サラ・コナーは、ジョン・コナーの母親である、映画「ターミネーター2」の登場キャラクター。「1」では、未来からやって来たターミネーターから命を狙われた。未来から送られてきたカイル・リースとの間にできた息子ジョン・コナーが、未来の人類の指導者となることを理解し、ニカラグアでは元グリーンベレーで銃の密輸をしている男らとつきあうなどし、ジョンに戦闘を教えた。だが、コンピューター工場を爆破しようとしたことから逮捕され、鬱（うつ）、凶暴性、精神錯乱、被害妄想の理由から、警察病院の精神科に収容されている。

警察病院では懸垂をするなどして常に体を鍛えている。担当医のシルバーマンのヒザにペンを突き刺すといった行動から、鎮静剤を飲まされ、寝る時はベッドに拘束される。また、警棒で殴られる、電気ショックを加えられるといった仕打ちを、係員からは受けている。また、核爆弾によって子どもたちが殺される、カイルが現れて励ますといった夢や妄想を見る。

シルバーマンから、半年後に病状がよくなっていれば、監視のゆるい施設に移し、息子のジョンとも面会できると言われる。半年間おとなしくしており、未来の核戦争の話は妄想だったとシルバーマンに話すものの、シルバーマンからウソを見破られる。その後、警察が持ってきた資料をはさんでいたクリップをこっそりと盗み、クリップを使って手錠や部屋のカギを開けて部屋から出て。シルバーマンの首に毒薬の入った注射の針を刺して人質にし、病院から脱出しようとする。そこに現れたターミネーターとジョンとともに脱出する。

かつて自分を殺そうとしたターミネーターを最初は信じられず、ターミネーターの頭からチップを取り出した際には破壊しようとしてジョンに止められる。仲間のエンリケに預けていた武器を取りに行った際に、ジョンを守るために存在するターミネーターとジョンが話をする姿を見て、ターミネーターがジョンの父親代わりになっていることに気づく。

未来を変えることを決意し、サイバーダイン社でスカイネットを開発することになるダイソンの家に1人で向かい、ダイソンを射殺しようとするものの、殺すことができない。追ってきたジョン、ターミネーター、ダイソンとともに、資料などを破壊するためにサイバーダイン社に向かう。サイバーダイン社から警察のバンで脱出する。製鉄所では、T-1000にショットガンを何発も撃ち込んで追いつめるものの、弾切れとなる。そこに現れたターミネーターによって助けられる。未来の証拠を残さないためにターミネーターが溶鉱炉で溶けていく姿を見守り、生命の大切さを知ったターミネーターの姿を見て、未来にかすかな希望を抱く。

・鍛えた体にタンクトップを着ている。砂漠では、砂が入らないようにゴーグル状になったサングラスを着用している。

・病院では、ベッドに拘束されたところを、職員のダグラスに顔をなめられるが、無反応。その後、クリップを使って外に出た際には、折ったモップの柄でダグラスを殴りつける。

・何度も負傷する。病院のエレベーターでは、屋根の上からのT-1000の剣に変化した腕によって肩を大きく切り、ターミネーターによって傷口を縫ってもらう。また、T-1000がヘリから撃ったマシンガンで右太ももを撃たれ、製鉄所でもT-1000の先端をとがらせた指によって肩を刺される。

キャスト

サラ・コナーを演じているのは、アメリカの俳優であるリンダ・ハミルトン。当時35歳頃。前作に引き続き、サラ・コナーを演じている。同時期の出演作には、「MR.デスティニー」(1990)などがある。

元イスラエルの特殊部隊の人物から武器のレクチャーやコンバットトレーニングを受け、厳しい体力トレーニングを積み、体重を5キロ以上絞って撮影に臨んだという。また、銃撃戦の撮影の際には、耳栓をしていなかったために片耳の聴力を失ってしまったという。

サラの姿になってジョンに近づくT-1000は、双子の妹であるレスリーが演じているという。

ジョン「うるさい！僕にはママが優先だ！」

0:47:05頃（特別編）ジョンを守ることを再優先事項の任務として、未来から派・・・遣されたターミネーター。サラがT-1000に襲われる可能性があるため、ジョンはサラの収容されている警察病院に行こうとする。T-1000との接触を避けたいターミネーターは否定的だったが、ジョンの命令には従うようにプログラミングされているのだっ・・・

セリフ・名言 8 ターミネーター2

サラ「人の体には215本の骨があるのよ。そのうちのたった1本よ」

0:56:45頃（特別編）警察病院の精神科に収容されているサラは、クリップを使・・・って手錠やドアのカギを外す。外へ脱出しようとし、途中で医師であるシルバーマンを襲う。その時のやり取り。・・・

セリフ・名言 10 ターミネーター2

ターミネーター「生き延びたいなら、一緒に来るんだ」

1:01:35頃（特別編）収容されている病院から逃げ出そうとするサラの前に、タ・・・ーミネーターが現れる。前作でターミネーターによって命を狙われたサラは、恐れおののき、へたり込む。だが、今回現れたターミネーターは、味方だった。・・・

セリフ・名言 14 ターミネーター2

サラ（ナレーション）「これまでにも父親代わりになりそうな男はいたが、この機械が本当に父親代わりになれる唯一の存在だ」

1:28:55頃（特別編）ジョンの父親カイルは、前作のターミネーターとの戦いで・・・死亡していた。生まれてくる息子のジョンが未来の人類の指導者となることを聞かされていたサラは、ジョンを指導者とするべく、ニカラグアの元グリーンベレーで銃の密輸をしている男らとつき合っていた。そんな人間の男たちよりも、機械であるターミネーターと・・・

セリフ・名言 16 ターミネーター2

サラ「黙れ、黙れ、黙れ！全部あんたのせいなのよ！」

1:38:00頃（特別編）未来を変えるために、スカイネットを開発することになる・・・サイバーダイン社の技術者であるマイルズ・ダイソンを殺そうと銃を向けるサラ。近くにいる子どもは助けて欲しいと頼むダイソンに対し、サラは怒鳴る。だが、サラはダイソンを殺せない。・・・

セリフ・名言 25 ターミネーター2

サラ「あの機械、ターミネーターが生命の価値を学べるならば、おそらく私たちも学ぶことができるだろう」

2:28:05頃（特別編）「ターミネーター2」の最後のセリフ。前作でターミネー・・・ターに襲われてから、核戦争が起こる未来について絶望を抱きながら生きてきたサラ。だが、スカイネットを開発するサイバーダイン社の資料は破壊し、未来を変えることができた。さらに、機械のターミネーターとジョンの間には絆が生まれた。そんな状況に、サラ・・・