2026年1月16日より劇場公開される、登録者数88万人超えるYouTubeチャンネル「kouichitv」の動画クリエイター・コウイチが監督・脚本を務めた初の長編映画「とれ!」から、本編映像の一部が公開された。
親友の皐月に誘われ、興味本位でSNSにVLOGを投稿した美咲だったが、映像に“霊”のようなものが映り込んでいたことがきっかけで、大バズりを起こす。さらなるバズりを求め、2人は面白い心霊動画を撮影しようと廃虚に向かうが、その日を境に、美咲には自分にしか見えない“仮面を被った神様”が取り憑くことになる。
本編映像は、神様に取り憑かれた美咲の様子を皐月がスマホで撮影する場面から始まる。皐月の「その後、どうでしたか?」という問いかけに、「変わんないよ、今も付いてきてる」と返す美咲。美咲の背後には、和服姿の神様がぴたりと寄り添うように立っているが、その姿は皐月には見えていない。何もせずただ付いてくるだけの神様に、「弱めの霊なんじゃない?」と軽く返す皐月に、「だといいんだけど」と美咲はつぶやく。
場面は高校へ移り、教室で授業を受けている美咲の後ろには神様の姿が。休み時間、階段に移動した2人の後ろにも変わらず神様がいる。美咲に憑く神様を祓ってもらおうと霊能者にメールを送っていた皐月が、「霊能者から返信来たよ!」と美咲に報告し、翌日の放課後に面談を受けることを決める。「は~、やっと解放される」という美咲の一言で映像は終わる。

橋本皐月を演じたのは、SNS総フォロワー数200万人超を誇り、”Z世代のカリスマ“として注目を集めるまいきち。まいきちが持つ明るさやテンポの良いリアクションが皐月のキャラクターと重なり、物語に“いまどきの高校生らしさ”を与えている。
「とれ!」は、高校3年生の美咲(中島瑠菜)と、親友の皐月(まいきち)が、一攫千金を狙って動画投稿サイトに投稿した動画に、たまたま霊のようなものが映り込み、またたく間にバズったことから物語が動き始める。バズりにより広告収入を手にした2人の動画はエスカレートし、和装でお面のような顔をした“神様”に憑きまとわれることになる。新感覚の青春ホラー映画となっている。
コウイチ監督は、若者を中心に熱狂的なファンを持つ動画クリエイター。初の短編映画「最悪な1日」が札幌国際短編映画祭で特別賞を受賞、短編映画「消えない」は、2021年にYouTubeで公開されると話題になり、再生回数は460万回を超えた。主演は、長編映画単独初主演を飾る中島瑠菜。まいきち、和田雅成、宮地真緒、奥菜恵らが顔をそろえる。




【作品情報】
とれ!
2026年1月16日(金)テアトル新宿他全国公開
配給:KADOKAWA
©2025 「とれ!」製作委員会