マーゴット・ロビーが主演とプロデューサーを務めるラブミステリー「嵐が丘」が、2026年に劇場公開されることが決まった。監督は、「プロミシング・ヤング・ウーマン」のエメラルド・フェネル。
「嵐が丘」は、エミリー・ブロンテの唯一の作品となった同名ベストセラー小説を映画化した作品。物語の舞台は、イギリス北部のヨークシャー。荒涼とした嵐が丘にある屋敷に住むアーンショウ家の美しい令嬢キャサリン(マーゴット・ロビー)と、屋敷に引き取られた孤児ヒースクリフ(ジェイコブ・エロルディ)を描く。身分の違うふたりは、互いを求め激しく惹かれ愛し合う。だが永遠を誓った愛は、やがてすべてを破壊する狂気の復讐へと変貌をとげ、多くの悲劇を巻き起こすことになる。
今日に至るまで多くの国で翻訳出版された原作には、数多くの舞台化作、映画化作がある。映画作品としては、アカデミー賞の8部門にノミネートされた1939年公開の監督ウィリアム・ワイラー、主演ローレンス・オリビエ版、1992年公開作の監督ピーター・コズミンスキー、出演ジュリエット・ビノシュ、レイフ・ファインズ版がある。また日本では、監督・吉田喜重、出演・松田優作の映画化作が、1988年に公開されている。
プロデューサーのマーゴット・ロビーが、監督・脚本を託したのはエメラルド・フェネル。監督デビュー作「プロミシング・ヤング・ウーマン」で、性被害というテーマをスタイリッシュかつブラックユーモアを交えて描き、イギリス人女性監督として史上初となるアカデミー賞脚本賞を受賞した。
【作品情報】
嵐が丘
2026年全国ロードショー
配給:ワーナー・ブラザース映画
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