トニー賞受賞ミュージカル映画化「イン・ザ・ハイツ」7月公開　NY舞台にダンスと音楽で夢追う若者描く

2021年05月01日 10:19

　トニー賞最優秀作品賞を受賞したブロードウェイ・ミュージカルの映画化作品「イン・ザ・ハイツ」が、7月30日より劇場公開されることが決まった。

　「イン・ザ・ハイツ」は、トニー賞で最優秀作品賞を含む4冠を獲得し、グラミー賞では最優秀ミュージカルアルバム賞を受賞したブロードウェイ・ミュージカルを映画化した作品。ピューリッツアー賞、グラミー賞、エミー賞、トニー賞を受賞し、ハリウッド・ウォーク・オブ・フェームに名を刻むリン＝マニュエル・ミランダのデビュー作で、ニューヨークの片隅にあるワシントン・ハイツを舞台に、夢に踏み出そうとする4人の若者の姿を、圧巻のダンスと最高の音楽で描き出す。

　リン＝マニュエル・ミランダは、原案のみならず製作、作詞・作曲も手掛ける。監督は、主要キャストにアジア系俳優のみを起用した「クレイジー・リッチ！」で全米3週連続1位のヒットを飛ばしたジョン・M・チュウが務める。アメリカでは、6月9日から開幕するニューヨークのトライベッカ映画祭において、映画の舞台となったワシントン・ハイツを含めた複数の場所でワールドプレミア上映される。