東出昌大 「草の響き」で3年ぶり映画主演 精神に失調をきたし、治療のため函館の町を走り続ける男役

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東出昌大 「草の響き」で3年ぶり映画主演 精神に失調をきたし、治療のため函館の町を走り続ける男役

 東出昌大が、北海道函館市出身の作家・佐藤泰志の小説を映画化した「草の響き」で、「寝ても覚めても」以来、3年ぶりの主演を果たすことが発表された。

 東出が演じるのは、精神に失調をきたし、故郷である函館に妻と戻った男・工藤和雄。働くことができず、晴れの日も雨の日も精神の治療のために函館の街を走り続けるうちに、路上で出会った若者と心を通わすようになることで何かが変わり始める男を演じる。

 主演の東出は、「心を病んだ男がそれでも毎日走る理由は、きっと『良くなりたい』からだと思います。そして『良い』とは何なのか。羽毛のように柔らかい函館の西陽を受けながら、皆で作った映画です。 楽しみに待っていてください」と、コメントを寄せている。

 東出を主演に起用した経緯について菅原和博プロデューサーは、「若かりし頃の佐藤泰志の分身のような男が、函館の街を一人黙々と走る。そのイメージを考えた時に、東出昌大さん以外に思いつかなかった」と語っている。

 「草の響き」は、「海炭市叙景」「そこのみにて光輝く」「オーバー・フェンス」「きみの鳥はうたえる」と、佐藤泰志の原作を映画化してきた、函館の映画館シネマアイリス代表・菅原和博プロデュース作。佐藤泰志の没後30年記念作として製作された。没後30年目にあたる2020年の11月にクランクインし、このほど完成した。劇場公開は秋を予定している。監督は、「空の瞳とカタツムリ」などの斎藤久志が務めている。

【作品情報】
草の響き
2021年秋、全国ロードショー
配給:コピアポア・フィルム、函館シネマアイリス
©HAKODATE CINEMA IRIS

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