松山ケンイチ、東出昌大、柄本時生が成功を約束されていなくとも努力を尽くすボクサーを演じる映画「BLUE/ブルー」の劇場公開が4月9日に決まり、予告編が公開された。また、主題歌を竹原ピストルが担当することが発表された。
公開された予告編は、情熱はあるが才能の無いボクサーの瓜田(松山ケンイチ)が初恋の相手である千佳(木村文乃)に、ボクシングを始めたことを「後悔してないよ…でも」と言葉を濁す姿から始まる。その後、千佳の恋人でタイトルに王手をかける小川(東出昌大)が脳の病に襲われる姿、教え子のボクサー・楢崎(柄本時生)から「毎回負けている人にアドバイスされたくない」と瓜田が反発される姿、小川が瓜田に「次の試合に勝ったら千佳と結婚しようと思う」と告げる姿などが映し出されている。
主題歌に決まったのは、竹原ピストルが本作のために書き下ろした「きーぷ、うぉーきんぐ!!」。予告編でも使用されており、望みどおりにいかなくとも前へ進んでいく瓜田たち挑戦者への応援歌となっている。
「BLUE/ブルー」は、「ヒメアノ~ル」「犬猿」などを手がけ、リアリティあふれる描写で人間の光と影を表現し続けてきた𠮷田恵輔が、監督・脚本を務めた完全オリジナル作品。8年の構想期間をかけて作られた。挑戦者を象徴する”ブルーコーナー(青コーナー)”で戦い続ける者たちの生き様を描く。
BLUE/ブルー
2021年4月9日より新宿バルト9他、全国ロードショー
配給:ファントム・フィルム
©2021「BLUE/ブルー」製作委員会