2025年9月26日より全国公開される、ドニー・イェンが監督・主演・製作を務めるアクション・サスペンス映画「プロセキューター」から、香港コメディ界のレジェンドであるマイケル・ホイが裁判長を演じる、法廷シーンの本編映像が公開された。
警察から検察へと転身したフォク(ドニー・イェン)は、検事としてコカイン密輸事件を担当することになる。第一被告キットは「住所を貸しただけ」と訴えるが、弁護士アウの言葉に乗せられ有罪を認めてしまう。フォクが「第一被告キットは弁護士に誘導されたと主張していましたが、なぜでしょう?」と問いただすと、アウは動じず「彼は低学歴でだまされやすいからかと」と答える。フォクが「そんな彼を手玉にとって罪を認めさせた?」と鋭く切り込むと、裁判長は「遊ばないように。どうか論理的に質問を」と冗談交じりに諭す。しかしフォクはひるまず、「普通は相手が無実か否か確かめて引き受けるんじゃ?」とさらに問い詰める。アウは「彼が罪を犯していても減刑を求めます」と平然と答えるが、フォクは徐々にアウを追い込んでいく。
「プロセキューター」は、2016年に起きた実際の麻薬密売事件をモデルにした作品。香港警察の熱血警部から検事に転職した男・フォク(ドニー・イェン)は、麻薬密売容疑の青年が起訴された担当事件に疑問を感じ、独自に捜査を開始する。やがて、法を悪用して利益を得ようとする法曹と裏社会のつながりに気づくフォクだったが、その行く手を阻む刺客が忍び寄る。
ドニーを取り巻くキャストには、「Mr.BOO!」シリーズのマイケル・ホイを筆頭に、「エグザイル/絆」のフランシス・ンや「イップ・マン」シリーズのケント・チェンなど、香港映画ファンにはおなじみのベテラン勢が集結。また「トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦」のジャーマン・チョンなどの次世代キャストも参加しているほか、ドニーの実父であるクライスラー・イェンもサプライズ出演を果たしている。アクション監督を務めるのは、「はたらく細胞」の大内貴仁。香港では、4週連続興収ナンバーワンの大ヒットを記録した。
【作品情報】
プロセキューター
2025年9月26日(金)全国ロードショー
配給:ツイン TWIN
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