2025年9月19日より劇場公開される、サム・ライミ製作、ビル・スカルスガルド主演のアクション映画「ボーイ・キルズ・ワールド:爆拳壊界流転掌列伝」から、本編映像の一部が公開された。
映像では、家族を虐殺され、声と聴覚を失ったボーイ(ビル・スカルスガルド)の修行シーンが収められている。竹で作られた武器や刃物を持ったシャーマン(ヤヤン・ルヒアン)に素手で挑み、お手製の訓練アイテムで銃の特訓に励む姿が映し出される。本作のために過酷なトレーニングを積み、9キロも減量したというビル・スカルスガルドの肉体美が披露されている。
この特訓シーンで異様な存在感を放つのが、インドネシア武術のシラットの達人として知られ、「ザ・レイド」で世界的アクション俳優となったヤヤン・ルヒアン。近年では「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」や「ジョン・ウィック:パラベラム」などハリウッド超大作にも出演するルヒアンが、ボーイを調教する最強の男シャーマンとしてアクションを見せる。
「ボーイ・キルズ・ワールド」の舞台は、文明が崩壊した終末世界。狂気の女帝ヒルダ・ヴァン・デル・コイ(ファムケ・ヤンセン)が支配する腐敗王朝のもと、少年ボーイ(ビル・スカルスガルド)は家族を虐殺され、声と聴覚を失う。絶望の中で彼を導いたのは、幼い頃に夢中になったゲームの主人公の“内なる声”だった。その声に突き動かされ、謎の男シャーマン(ヤヤン・ルヒアン)のもとで地獄の修行に身を投じた彼は、沈黙の殺戮者として覚醒する。年に一度の“粛清の日”の前夜に、ついに復讐の時が来る。
主演はビル・スカルスガルド。狂気と哀しみを背負う“沈黙の復讐者”というキャラクターを、ハードトレーニングによる壮絶な肉体改造と無言の演技で体現する。共演には、インドネシア武術“シラット”の達人として知られるヤヤン・ルヒアンのほか、ファムケ・ヤンセン、シャールト・コプリー、アンドリュー・小路、ブレット・ゲルマン、ジェシカ・ローテ、ミシェル・ドッカリーらが顔をそろえる。監督は、新鋭のモーリッツ・モール。名作格闘ゲームやコミックといった、彼自身のカルチャー愛を詰め込みんだ作品となっている。
【作品情報】
ボーイ・キルズ・ワールド:爆拳壊界流転掌列伝
2025年9月19日(金)公開
配給:AMGエンタテインメント
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