6月18日に劇場公開される、車いすの娘に向けられた母親のゆがんだ愛情の暴走を描くサイコ・スリラー映画「RUN／ラン」から、恐怖の本編映像が公開された。
公開された本編映像は、新しい薬として母から差し出された薬「トリゴキシン」に不信感を覚えた車いすのクロエは、母に隠れてインターネットで薬について調べようとする。薄暗い階段を昇降機で降りてくるクロエ。パソコンを起動し、「トリゴキシン」を検索するクロエだったが、画面には「インターネットに接続されていません」の文字が表示され、クロエは落胆する。そして、クロエから徐々にフォーカスがはずれると、誰もいないはずの真っ暗なリビングに、じっとこちらを見つめる毒母・ダイアンの姿がはっきりと映し出される。
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だが、恐ろしいのはここだけではない。映像の序盤の昇降機で2階からクロエが降りてくる場面をよく見てみると、すでに微動だにせず立っているダイアンが映し出されていたことがわかる。
「RUN／ラン」は、パソコンの画面の映像で物語が展開する映画「search／サーチ」で知られるアニーシュ・チャガンティ監督による長編第2作。アメリカでは昨年11月にHuluで配信され、Huluの配信初週における最高視聴者数の記録を更新した。「search／サーチ」では謎の失踪を遂げた娘を捜索する父親の苦闘が描かれたが、本作では生まれつき病気で車いす生活を余儀なくされている17歳の娘にゆがんだ愛情を注ぐ、”モンスター毒母”を描き出している。娘クロエ役を演じるのはキーラ・アレン。母ダイアンは、ドラマ「アメリカン・ホラー・ストーリー」のサラ・ポールソンが演じている。
【作品情報】
RUN／ラン
2021年6月18日 TOHOシネマズ 日本橋他全国ロードショー
配給：キノフィルムズ
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