ヴィゴ・モーテンセン、認知症を抱える父との物語で初監督&主演 映画「フォーリング」11月公開決定

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ヴィゴ・モーテンセン、認知症を抱える父との物語で初監督&主演 映画「フォーリング」11月公開決定

 ヴィゴ・モーテンセンの初監督作品となる映画「フォーリング 50年間の想い出」が、11月12日より劇場公開されることが決まった。

 「フォーリング 50年間の想い出」は、認知症を抱える父との再会をきっかけに、それまで言葉にできなかった想いを確かめ合う親子の物語。「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズではアラゴルン役を務め、「グリーンブック」などで3度のアカデミー賞ノミネートを誇るヴィゴ・モーテンセンが、母親の葬儀からの帰りに思いついたという自身の親子関係を反映した半自伝的な脚本を書き上げ、自ら監督。息子のジョン役を演じ、音楽も手掛けている。

 父親のウィリス役を務めるのは、「エイリアン2」「ターミネーター」などのランス・ヘンリクセン。認知症で息子に頼らなければ生きていけなくなった父を演じる。ヴィゴ・モーテンセンは、父を反面教師に都会的で洗練された生き方を選んだ息子のジョンを演じている。また、うまく愛情を表現できない若き日のウィリスには、「ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男」でボルグを演じ、ヨーロッパ映画賞にノミネートされたスヴェリル・グドナソン。ジョンの妹のサラ役で、「マイ・ライフ、マイ・ファミリー」などでアカデミー賞に3度ノミネートされたローラ・リニーが出演している。

 公開されたポスタービジュアルでは、父親ウィリスと息子ジョンが過ごした50年間に及ぶ壮大な日々の中から、幼少期、青年期、現代のワンシーンがそれぞれ切り取られている。また、「大人になって、初めて気づいた。父の秘めた想い。」のコピーが添えられ、自分とは正反対の性格であった父親の言動に長年悩まされていた息子のジョンが、自身も大人になって家族もできた事で、不器用な父親の秘めた思いに気づいていくことが表現されている。

【作品情報】
フォーリング 50年間の想い出
2021年11月12日(金)より kino cinéma横浜みなとみらい・立川髙島屋S.C.館・天神 ほか全国順次公開
配給:キノシネマ
© 2020 Falling Films Inc. and Achille Productions (Falling) Limited· SCORE 
© 2020 PERCEVAL PRESS AND PERCEVAL PRESS INC. · A CANADA - UNITED KINGDOM CO-PRODUCTION

  • 作品

フォーリング 50年間の想い出

公開年 2020年
製作国 カナダ・イギリス
監督  ヴィゴ・モーテンセン
出演  ランス・ヘンリクセン、ヴィゴ・モーテンセン、 ローラ・リニー
作品一覧