チャドウィック・ボーズマン 盟友に支えられた主演・製作兼務を語る 「21ブリッジ」インタビュー映像

映画スクエア

「21ブリッジ」の写真をもっと見る

 昨年8月に43歳の若さで逝去したチャドウィック・ボーズマン主演の映画「21ブリッジ」の公開を前に、ボーズマンのインタビュー映像が公開となった。

 「21ブリッジ」で、ボーズマンは製作と主演を兼務した。インタビューでは「主演と製作の時間をうまく配分することを⼼掛けたよ。役者の僕は出番がないとオフになるけど、現場に顔を出すようにした」「僕が製作に携わったのは主に撮影に⼊る前だ。そこで多くを提案したよ」と製作の仕事について語っている。また、「⼿⼀杯な時もあったかもな」と振り返りながらも、「撮影中、僕の意⾒が要る時はローガンが聞きに来てくれたんだ」と、共同プロデューサーのローガン・コールズのおかげで撮影中は演技に集中できた事を明かしている。

 ローガン・コールズは、ボーズマンがハワード⼤学で演劇の脚本を書いていた頃から、ともに作品制作に携わった盟友。ボーズマンの主演作「キングのメッセージ」では、ともにプロデューサーを務めた。ボーズマンの生前には、ボーズマンが実在したアフリカ⼈の侍・弥助を演じる映画の製作途中だったという。そのコールズはボーズマンから、「(製作を)⽌めないでくれ。」と後押しされたことを、のちのインタビューで明かしている。

 「21ブリッジ」は、マンハッタン島で起きた8人の警察官が殺害された強盗殺人事件を追う刑事のアンドレを描いた作品。昨年8月に逝去したチャドウィック・ボーズマンの最後の劇場公開主演作となった。ボーズマンのほか、「アメリカン・スナイパー」などのシエナ・ミラーや、「セッション」でアカデミー助演男優賞を受賞したJ・K・シモンズらが出演している。

チャドウィック・ボーズマン 盟友に支えられた主演・製作兼務を語る 「21ブリッジ」インタビュー映像

【作品情報】
21ブリッジ
2021年4⽉9日全国ロードショー
配給:ショウゲート
©2019 STX Financing, LLC. All Rights Reserved.

  • 作品

21ブリッジ

公開年 2019年
製作国 中国・アメリカ
監督  ブライアン・カーク
出演  チャドウィック・ボーズマン、シエナ・ミラー、テイラー・キッチュ、J・K・シモンズ
作品一覧