ティモシー・シャラメに愛の鞭 ジョシュ・ブローリンと戦闘訓練 「DUNE/デューン」本編映像

映画スクエア

 10月15日より劇場公開される、フランク・ハーバートのSF小説を原作としたドゥニ・ヴィルヌーヴ監督作「DUNE/デューン 砂の惑星」から、ティモシー・シャラメ演じるアトレイデス家の後継者ポールと、ジョシュ・ブローリン演じるアトレイデス家の腹心でポールの戦闘の指導者であるガーニイの、激しい戦闘訓練の本編映像が公開された。

 公開された本編映像では、「気分じゃない」とトレーニングに消極的な姿勢をみせるポールに対し、ガーニイが「敵に襲われたら戦うのみ」と厳しい言葉で返し、戦闘訓練が始まる。厳しくポールに向かっているガーニイだが、ポールも負けてはいない。ガーニイはによる訓練の厳しさは、避けては通れない宿敵ハルコンネン家との戦いが近いことを意味している。家族以上に大切に思っているポールに、「強くあって欲しい、必ず生きて欲しい」と願う優しさゆえの愛のムチだった。

 映像では、ポールとガーニイの体のまわりにシールドが発生している。手の甲につけられたシールド発生装置により、電磁場によって相手からの攻撃から身を守れるようになっている。原作ではおなじみの設定が、世界観を忠実に再現することを目指したドゥニ・ヴィルヌーヴ監督によって映像化されている。

 ティモシー・シャラメにとって、本作はキャリアで最も本格的なアクションの挑戦となった。ティモシー・シャラメは、「特にジョシュとの1対1のアクションシーンの準備期間は長くて、ファイトの準備はロサンゼルスで撮影に入る4カ月前からスタントコーディネーターのロジャー・ユアンと練習をし始めた。そのあと、撮影2カ月前にブダペストに移動して、そこでも練習とファイトコレオグラフィーを学んでいたんだ」と、このシーンのアクションの準備が特に大変だったことを明かしている。

 「DUNE/デューン 砂の惑星」は、砂に覆われた惑星のデューンを舞台に、全宇宙の未来を託された主人公ポールの運命や、宇宙世界の混迷を軸に壮大なドラマが展開される作品。「ブレードランナー 2049」「メッセージ」のドゥニ・ヴィルヌーヴが監督を務める。主役のポールを演じるのは、「君の名前で僕を呼んで」などのティモシー・シャラメ。さらに、ポールの夢の中に登場する謎の美女役を「スパイダーマン」シリーズのゼンデイヤが務めるほか、ジェイソン・モモア、ハビエル・バルデム、ジョシュ・ブローリン、オスカー・アイザック、レベッカ・ファーガソンらが顔をそろえる。

ティモシー・シャラメに愛の鞭 ジョシュ・ブローリンと戦闘訓練 「DUNE/デューン」本編映像

【作品情報】
DUNE/デューン 砂の惑星
2021年10月15日(金)全国公開
配給:ワーナー・ブラザース映画
©2020 Legendary and Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved

  • 作品

DUNE/デューン 砂の惑星

公開年 2021年
製作国 アメリカ
監督  ドゥニ・ヴィルヌーヴ
出演  ティモシー・シャラメ、レベッカ・ファーガソン、オスカー・アイザック、ジョシュ・ブローリン
作品一覧