第77回カンヌ国際映画祭の監督週間部門に正式出品された、終わりゆく中年の青春をユーモアと哀愁たっぷりに描いた映画「さよならはスローボールで」が、2025年10月17日より劇場公開されることが決まった。
「さよならはスローボールで」は、取り壊しの決まった野球場で、地元の草野球チームが最後の試合を行う様子を描いた作品。地元で長く愛されてきた野球場「ソルジャーズ・フィールド」は、中学校建設のためにもうすぐ取り壊される。毎週末のように過ごしてきたこの球場に別れを告げるべく集まった草野球チームの面々。言葉にできないさまざまな思いを抱えながら、男たちは“最後の試合”を始める。
監督は、長編デビュー作ながら確かな作家性と撮影監督出身の映像センスを発揮した新鋭カーソン・ランド。監督も所属するロサンゼルスを拠点とした映画製作コレクティブ「オムネス・フィルムズ」が制作を担当している。「オムネス・フィルムズ」は、「現代映画の空白を埋めること」をミッションとし、米インディペンデント映画界を牽引する若手クリエイター集団。昨年のカンヌ国際映画祭では本作を含む2作品が出品されるなど、独創的な映画作りで注目を集めている。
【作品情報】
さよならはスローボールで
2025年10月17日(金)新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開
配給:トランスフォーマー
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