車いすの娘に向けられた母親の歪んだ愛情の暴走を描くサイコ・スリラー映画「RUN／ラン」が、6月に劇場公開されることが決まった。
「RUN／ラン」は、パソコンの画面の映像で物語が展開する映画「search／サーチ」で知られるアニーシュ・チャガンティ監督が、同じ製作チームで完成させた長編第2作。アメリカでは昨年11月にHuluで配信され、Huluの配信初週における最高視聴者数の記録を更新した。「search／サーチ」では謎の失踪を遂げた娘を捜索する父親の苦闘が描かれたが、本作では生まれつき病気で車いす生活を余儀なくされている17歳の娘に、歪んだ愛情を注ぐモンスター毒母を描き出している。
主人公である車いすの娘クロエ役は、オーディションで抜擢された新人女優キーラ・アレンが務める。人生のすべてを娘に捧げた“完璧な母親”から歪んだ母性愛が狂気へと変貌していく母ダイアンを演じるのは、人気ドラマ「アメリカン・ホラー・ストーリー」で知られるサラ・ポールソン。2人の演じる暴走した母と囚われた娘が、心理戦を繰り広げる。
【作品情報】
RUN／ラン
2021年6月 TOHOシネマズ 日本橋他全国ロードショー
配給：キノフィルムズ
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