2026年2月にHuluで独占配信される、「十角館の殺人」に続く綾辻行人原作の「館」シリーズ実写映像化第2弾となるHuluオリジナル「時計館の殺人」の、ティザー予告とメインビジュアルが公開された。
ティザー予告は、どこか不気味さを感じさせる時計の秒針音から始まる。江南が「まさか自分が、あのような悪夢を経験することになろうとは…」と語る言葉に乗せて、天才建築家・中村青司が設計した“時計館”に関する調査メモや、壁掛け時計、まるで時計の文字盤のような形をした建物の設計図が次々と映し出される。そして鹿谷の「まあとにかく、気をつけるんだよ」という声掛けを受けながら、江南は少女の亡霊が棲むと噂される謎めいた館へと足を踏み入れていく。
メインビジュアルには、ローマ数字が記された年代を感じさせる時計の文字盤に、江南と鹿谷が描かれている。二人の背後には、ほの暗く鬱蒼とした木々が広がり、そのどこか秘密めいた森の狭間にそびえ立つ、針のない時計塔が収められている。ふたたび“館”の謎に引き寄せられていく2人が、真っすぐなまなざしを見せるビジュアルとなっている。
綾辻行人による「館」シリーズの第5作「時計館の殺人」は、上下巻に分かれる大長編で、第45回日本推理作家協会賞を受賞した作品。前作「十角館の殺人」に出演した奥智哉と青木崇高が、江南孝明と島田潔あらため推理作家・鹿谷門実役を続投。脚本を、綾辻行人と作家・有栖川有栖が共同で原作を考案した本格ミステリードラマ「安楽椅子探偵」シリーズでは8作品すべての脚本を担当した戸田山雅司が務める。監督は、前作「十角館の殺人」を手掛けた内片輝。

【作品情報】
Huluオリジナル「時計館の殺人」
2026年2月 Hulu独占配信
©綾辻行人/講談社 ©HJホールディングス・NTV