佐藤健、クランクアップからちょうど2年での公開に「非常に感慨深い」 「るろうに剣心」舞台あいさつ

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佐藤健、クランクアップからちょうど2年での公開に「非常に感慨深い」 「るろうに剣心」舞台あいさつ

 「るろうに剣心 最終章 The Final」の初日舞台あいさつが、23日に都内で行われ、出演者の佐藤健、武井咲、新田真剣佑、青木崇高、蒼井優、江口洋介と、大友啓史監督が登壇した。

 昨年7月に公開予定だった本作は、新型コロナウイルス感染拡大を受けて延期となっていた。「この2部作のクランクアップを迎えたのがちょうど2年前の4月23日だそうです。いろんな意味で今日という1日は忘れられない日になりそうだなと思いますし、非常に感慨深いです。われわれにとって大切な作品をついに皆様に見ていただける日が来たことを、嬉しく思います。ここまでやってこれたのは、支えてくださった皆様がいたからです。この先もこの映画のこと、シリーズのこと、キャラクターたちのこと、愛してくれたら嬉しいなと思います」と、万感の思いを込めてあいさつをした。

 大友監督も「見ていただければ分かるのですが、撮影もハードでした。そういう時に僕らの間で合言葉にしていたのは“お客さんに届けば奇跡が起きる”という言葉です。僕らは映画の力、物語の力を信じて撮影を続けて今日に至りました。今までたくさんの作品を作っていますが、今日はとりわけ感無量です。最後エンドロールを見ていただくと分かりますが、とんでもない数の人間が自分たちにできる10年分の全てをこの作品にささげてくれています。せひ見終わった時に皆に拍手を送ってください」と観客にメッセージを送った。

 さらに登壇者は撮影時のエピソードなどを語り、「京都大火編/伝説の最期編」で佐藤健演じる緋村剣心を最も苦しめた敵の1人である志々雄真実を演じた藤原竜也からの、お祝いのビデオメッセージも届いた。

「るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning」は、2012年に1作目が公開された、和月伸宏の漫画を原作にした映画「るろうに剣心」シリーズの完結編。「The Final」では、原作の最後のエピソードとなる「人誅篇」をベースに、最恐の敵・縁とのクライマックスを描く。「The Beginning」では、原作では剣心が過去を語るかたちで物語が進む「追憶篇」をベースに、剣心の「十字傷の謎」に迫る。

【作品情報】
るろうに剣心 最終章 The Final
公開中
配給:ワーナー・ブラザース映画
©和月伸宏/集英社 ©2020映画「るろうに剣心 最終章 The Final」製作委員会

  • 作品

るろうに剣心 最終章 The Final

公開年 2021年
製作国 日本
監督  大友啓史
出演  佐藤健、武井咲、新田真剣佑、青木崇高、蒼井優、 伊勢谷友介、土屋太鳳、有村架純
作品一覧