2023年4月7日より劇場公開される、第47回トロント国際映画祭のミッドナイトマッドネス部門に正式出品された韓国映画「オオカミ狩り」から、ソ・イングク演じる第一級殺人の国際手配犯パク・ジョンドゥがカリスマ性を垣間見せるシーンの、本編映像が公開された。
極悪犯罪人・ジョンドゥが脱走を図り、次々に犯罪者たちを解き放ち、子分や兄貴分たちと合流するジョンドゥ。だが、口では「兄貴」と言いつつも、明らかにジョンドゥの方が態度が大きい。同じ船で運ばれていた犯罪者”寡黙な色男ナイフ使いのイ・ドイル”とも、10年ぶりの再会を果たす。ドイルは、船を乗っ取ろうとするジョンドゥに「何をする気だ」と尋ねると、「逃げるんだよ、人間らしく生きるためにな」とワイルドに言い放つ。だが、「助けてもらって礼も言えないのか」と、”沸点低め”のジョンドゥはドイルへのいら立ちを見せる。
さらに「大人しく韓国へ行け」と言うドイルに対し、四白眼全開の笑顔で「冗談抜かすな。韓国に行きたい奴は?」「手を挙げろ、ぶっ殺してやる」と今にも殺しそうな鋭い目つきでとみんなに対して威圧的に聞くジョンドゥ。誰も手を上げないのを確認すると、「ほらな」と言わんばかりに、ドイルへウインクをして見せる。
ソ・イングクは、「ジョンドゥより年上だけど、彼とは口を利くこともできない子分もいるようなキャラクターなので、〝危険な人物”と分からせるためにバルクアップして16キロ体重を増量してこの役に臨んだ」と、役作りについて語っている。
「オオカミ狩り」は、海上監獄を舞台に、極悪犯罪者、警察、怪人の、生死をかけたバトルロイヤルを描いた作品。フィリピンに逃亡した極悪犯罪者たちと護送官の刑事を乗せた貨物船「フロンティア・タイタン号」。太平洋のど真ん中に浮かぶ監獄で起こった犯罪者たちの反乱と目覚めた怪人によって、船上が地獄と化す。「メタモルフォーゼ/変身」「共謀者」などのキム・ホンソンが監督を務め、「パイプライン」で8年ぶりに映画へ復帰したソ・イングクが、16キロ増量、全身にタトゥーを入れて極悪非道な犯罪者を熱演している。
【作品情報】
オオカミ狩り
2023年4月7日(金)新宿バルト9ほか全国公開
配給:クロックワークス
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