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8月27日より劇場公開される、“パントマイムの神様”と称されるマルセル・マルソーがユダヤ人孤児を救った実体験を元にした映画「沈黙のレジスタンス～ユダヤ孤児を救った芸術家～」の、ポスタービジュアルと場面写真が公開された。
ポスタービジュアルには、のちにマルセルが創り出してパントマイムの典型的なイメージとなったキャラクター、「Bip（ビップ）」を思わせるボーダーシャツを着たマルセル・マルソー（ジェシー・アイゼンバーグ）が、パントマイムをする後ろ姿が大きく描かれている。さらに、ハーケンクロイツ旗がはためく中、強いまなざしで何かを見据えるマルセルと、対照的な子供たちの無邪気な笑顔が並べられている。ナチに親を殺された123人のユダヤ人の子供たちにパントマイムで笑顔を取り戻し、安全なスイスへと彼らを送り届けるマルセルの、強靭な意志と信念などが表現されている。
あわせて公開された場面写真では、第二次大戦でドイツ軍を窮地に追い込んだことで知られるジョージ・S・パットン（エド・ハリス）の姿のほか、ピクニックを装ってユダヤ人孤児を逃がそうとするマルセルと“リヨンの虐殺者”と恐れられたナチのクラウス・バルビー親衛隊中尉が相対しているシーンなどが切り取られている。
「沈黙のレジスタンス～ユダヤ孤児を救った芸術家～」は、2007年に84歳で亡くなるまで、世界中の俳優、ミュージシャン、ダンサーたちに影響を与えたマルセル・マルソーが、第二次大戦時にユダヤ人孤児を救った実体験を元にした作品。マルセルを演じるのは、自身もユダヤ人で母親がプロの道化師だったジェシー・アイゼンバーグ。エド・ハリスが、アメリカ陸軍大尉ジョージ・S・パットンを演じている。監督は、ベネズエラで最も著名な映画監督・脚本家でベストセラー作家でもある、ポーランド系ユダヤ人のジョナタン・ヤクボウィッツが務めている。
【作品情報】
沈黙のレジスタンス～ユダヤ孤児を救った芸術家～
2021年8月27日（金）よりTOHOシネマズ シャンテほか全国公開
配給：キノフィルムズ
©2019 Resistance Pictures Limited.resistance-movie.jp
