佐藤二朗 無造作に刈られた頭 引きつった顔 “見えない凶器”を振るう怪物に 「名無し」

映画スクエア

 佐藤二朗が初の原作を手掛けた同名漫画の映画化作「名無し」の劇場公開日が、2026年5月22日に決まり、特報映像が公開された。

 特報映像では、佐藤二朗演じる“名無し”の姿が明らかになっている。“名無し”は、無造作に刈られた頭に、引きつった顔を見せ、何が握られているのか分からない右手をおもむろに掲げる姿を見せる。雑踏の中に現れた異様な姿からは、静かな狂気と圧倒的な恐怖が漂っている。

 さらに映像では、“名無し”の犯行により地獄絵図と化すファミレス、見えない恐怖に逃げ惑う人々、凶器不在の犯行に翻弄される警察組織の姿が捉えられている。白昼のファミレスを襲った無差別大量殺人事件で、防犯カメラには容疑者である中年男の姿が残されている。映像では、被害者は誰もが鋭利な刃物のようなモノで切りつけられていたが、映っているはずの凶器だけが目視できない。

 凶器不在・推定無罪の犯行に、「コイツは幽霊でも妖怪でもない。この男は・・・」と怒りをにじませる刑事・国枝(佐々木蔵之介)。少年期の“名無し”に出会い、その右手の謎に気づく警察官の照夫(丸山隆平)。“名無し”と幼い頃から行動をともにする花子(MEGUMI)の姿も見られる。さまざまな謎、想い、怒りが交錯するなかで、止まることのない“名無し”の凶行に最後まで息をのむ映像となっている。

 「名無し」は、数奇な運命を背負った異能の男の希望と絶望、そして狂気を描くサイコ・バイオレンス。若い客でにぎわう昼下がりのカフェで、残忍な殺人事件が起こる。しかし犯人と思わしき丸刈りの中年男は、その手に一切の凶器を持っていない。男が近づいて接触するだけで、触られた人が血を吹きだし倒れていくのだった。事件のしらせを受けた警察の面々は、防犯カメラに映るその光景を前に言葉を失うが、捜査を続けるうちに、数年前に万引の疑いで調書を取られた一人の男が、今回の男と同一人物であることを突き止める。その男の名前は「山田太郎」。山田の自宅に行くと、そこには腐敗した一人の女性の死体があった。 原作者である佐藤二朗が脚本・主演を兼任し、城定秀夫監督がメガホンをとる。

佐藤二朗 無造作に刈られた頭 引きつった顔 “見えない凶器”を振るう怪物に 「名無し」

【作品情報】
名無し
2026年5月22日(金)全国ロードショー
配給:キノフィルムズ
©佐藤二朗 永田諒 / ヒーローズ ©2026 映画「名無し」製作委員会

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