謎めいた孤島に閉じ込められた2人の灯台守が狂気と幻想に侵されていく姿を描いた映画「ライトハウス」が、7月に劇場公開されることが決まった。
「ライトハウス」の舞台となるのは、1890年代のニューイングランドの孤島。四週間に渡って灯台と島の管理の仕事を任された年かさのベテランであるトーマス・ウェイク（ウィレム・デフォー）と未経験の若者イーフレイム･ウィンズロー（ロバート・パティンソン）の2人。だが2人はそりが合わず、初日から衝突を繰り返す。険悪な雰囲気の中、嵐のせいで2人は島に閉じ込められてしまい・・・というストーリーが展開される。1801年にイギリス・ウェールズで実際に起きた事件がベースになっているという。
監督を務めるのは、長編デビュー作「ウィッチ」がサンダンス映画祭で高評価を受けたロバート・エガース。スタンダードサイズ、モノクロの映像で本作を描き上げ、美しい映像はアカデミー賞撮影賞にノミネートされた。「TENET テネット」などのロバート・パティンソンと、「プラトーン」などウィレム・デフォーの2人だけが出演している。
あわせて公開された特報映像では、暗闇に灯る灯台とサイレンの音に続き、絶海の孤島にやってきた2人の男の姿が映し出されている。
【作品情報】
ライトハウス
2021年7月、TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー
配給：トランスフォーマー
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