12月期待の映画3本 「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」「セールスマン」「明け方の若者たち」

映画スクエア

12月期待の映画3本 「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」「セールスマン」「明け方の若者たち」
イラスト:じきどらむ

 先月から映画館のひと席空けルールが廃止されたり、東京で年に一度の映画の祭典(東京国際映画祭)が開催されたりと今、映画業界が盛り上がりを取り戻しつつあります!

 11月はMCU期待の最新作『エターナルズ』やミュージカル映画の傑作『ディア・エヴァン・ハンセン』などの映画が続々と公開され話題になりましたが、12月も期待の新作が続々と公開されるので、映画が大好きな私、じきどらむがイラストと共に期待の新作映画を3本ご紹介していきたいと思います。最後まで宜しくお願い致します!


『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』12月3日公開

 本作は全世界興行収入940億円を超える『ヴェノム』の続編で、主演のトム・ハーディもストーリー制作に携わり、前作の“最悪”が塗り替えられた“最高”の続編が誕生しました!

 エディ・ブロックの血液中に入っていたシンビオートが殺人鬼クレタス・キャサディの体内に入ってしまい、ヴェノムを上回る残虐性を持つカーネイジが爆誕してしまいます。

 前作に引き続きエディ役にはトム・ハーディが続投し、クレタス役には悪役を得意とするウディ・ハレルソンが抜擢されました。シリーズの2作目は期待値が上がる一番重要な作品なのでオススメの作品です!

12月期待の映画3本 「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」「セールスマン」「明け方の若者たち」
イラスト:じきどらむ

『セールスマン』12月11日公開

 本作はドキュメンタリー界の巨匠で、カルト的人気を誇るメイズルス兄弟が1969年に制作した作品で、制作からおよそ半世紀の時を経て日本初公開となります!

 低所得者向けに高額な聖書を訪問販売する無名のセールスマンと、資本主義社会の悲しく哀れな現実をありのままに映し出しています。

 評論家からは、監督が演出を指示する事なくその場で起こったありのままの様子を映し出す“ダイレクト・シネマ”の傑作と呼ばれているのでオススメの一本です!

12月期待の映画3本 「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」「セールスマン」「明け方の若者たち」
イラスト:じきどらむ

『明け方の若者たち』12月31日公開

 本作はTwitterのフォロワー数14万人以上を誇る人気ウェブライター、カツセマサヒコ氏が書き上げた大ヒット長編同名小説を映画化した作品です!

 「私と飲んだ方が、楽しいかもよ?笑」というエモさ全開の16文字から始まった5年間を描いた青春譚は、東京に生きる若者に訪れた人生最大の恋と、何者にもなれないまま大人になってしまう葛藤を描かれています。

 主人公の僕役にはDISH//のリーダーで日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した北村匠海さんが抜擢され、主題歌にはマカロニえんぴつが新曲を書き下ろしています。今を生きる若者に向けた期待の新作です!

12月期待の映画3本 「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」「セールスマン」「明け方の若者たち」
イラスト:じきどらむ

 いかがだったでしょうか、今回は期待の新作映画を3本ご紹介しましたが、他にもオススメ出来なかった期待の新作が数多く公開・配信されるので、本記事を是非映画を鑑賞する際の一つの参考にしてみてください!


12月期待の映画3本 「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」「セールスマン」「明け方の若者たち」

じきどらむ
映画の魅力に取り憑かれた20代の映画ライター。デザイン系の大学卒業後、本業以外の全ての時間を映画に注ぎ込み、映画・アニメやイベントの体験レビュー等をnoteにて執筆。相棒はポップコーンとジンジャエール。

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