百⽥夏菜⼦のピアノ演奏シーン初披露 尾上松也とのデュエットシーンも 「すくってごらん」特別映像

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百⽥夏菜⼦のピアノ演奏シーン初披露 尾上松也とのデュエットシーンも 「すくってごらん」特別映像

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 尾上松也の映画初主演作で百⽥夏菜⼦(ももいろクローバーZ)の映画初ヒロイン作である映画「すくってごらん」から、特別映像がバレンタインデーに合わせて公開された。

 公開されたのは、尾上演じる香芝誠と百⽥演じる生駒吉乃の切ない恋心が歌声やピアノ演奏で表現された特別映像で、3つのパートが収録されている。

 1つ目のパートは、香芝と吉乃のデュエットシーン。電話ボックスの外にいる香芝と中に閉じこもっているかのような吉乃が見つめ合い、手のひらを重ねながら「鼓動の理由」を歌う。百田はこのシーンについて「男性の方と声を重ねる機会があまりないので、すごく新鮮でした。松也さんの声と自分の声が重なるのも、実際にやってみないとどうなるかわからなかったですし、合わさったときにこんなふうにひとつの声になるんだとすごく感動しました」と振り返っている。

 2つ目のパートは、「好きになってくれはったんですね?」という吉乃の言葉に動揺する香芝の姿のあと、吉乃の演奏するピアノの曲「小赤」をBGMに、香芝と吉乃の出会いのシーンが描かれる。百田自身がピアノを演奏した音が初披露されている。百田が実際に演奏する姿も見られる。香芝が吉乃の演奏に聞きほれる説得力が重要だったため、ほぼピアノを触ったことのなかった百田にとっては難しい曲となった。真壁幸紀監督は「そこに妥協しなくて、心から良かったな、と思います」と、見事な演奏をみせた百田に称賛の言葉を贈っている。

 最後のパートでは、百田がピアノで演奏した「小赤」と同じメロディーの「この世界をうまく泳ぐなら」を、香芝と吉乃が歌っている。シリアスなシーンだけでなく、あるときはポップに、あるときはコメディとして描かれる本作の恋模様では、同じメロディーでアレンジが違う曲が多く使われている。

 「すくってごらん」は、⼤⾕紀⼦の同名マンガを原作に、左遷された⼤⼿メガバンクのエリート銀⾏マンである⾹芝誠が、⾦⿂すくいの店を営む吉乃たちや”金魚すくい”との出会いによって成長していく物語。原作と同じ奈良県を舞台に、「和」の世界と斬新な映像表現を融合させた作品となっている。 

すくってごらん
2021年3月12日 TOHO シネマズ    日比谷    ほか全国公開
配給:ギグリーボックス
©2020 映画「すくってごらん」製作委員会 ©⼤⾕紀⼦/講談社

  • 作品

すくってごらん

公開年 2021年
製作国 日本
監督  真壁幸紀
出演  尾上松也、百田夏菜子、柿澤勇人、石田ニコル
作品一覧