藤岡弘、「正に今の世に問う映画である」 「白頭山大噴火」往年の邦画風予告編公開

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 8月27日から劇場公開される、イ・ビョンホン、ハ・ジョンウ、マ・ドンソク共演作「白頭山(ペクトゥサン)大噴火」の、オールドバージョン予告編が公開された。

 オールドバージョン予告編では、白頭山の噴火の映像から始まり、配給会社(ツイン)のいつもとは異なるロゴが重なる。「空前絶後の半島救出ミッション!」のナレーションに続いて、噴火による大地震の都市部の高層ビルの崩壊や逃げ惑う人々の様子が描き出される。そして、イ・ビョンホン、ハ・ジョンウ、マ・ドンソクらが演じる登場人物が紹介され、藤岡弘、による「人間力の壁に どう立ち向かうか 正に今の世に問う映画である」という、本作に寄せた力強い言葉が映し出される。最後は、「8月27日(金)爆発ロードショー」の文字で締められている。

 今回の予告編について配給の担当者は、「本作は、日本で大ヒットした往年のパニック映画(1970年代から1980年代前半)に通じる“みんなで楽しむエンターテイメント作品”としての魅力があり、そこで1970年代から80年代によく見かけた映画宣伝の手法を取り入れてみました」と意図を説明している。「タイムリミット 75時間」と回転しながらテロップが登場し、キャストの”キラーショット”を使用するなど、往年の邦画の予告編を感じさせるレトロな手法も再現されている。当時の映画ファンには懐かしく、初めて見る人にとっては新鮮な演出で、スター競演の大作感を表現している。

 「白頭山大噴火」は、北朝鮮と中国の国境付近に位置する朝鮮半島で最も高い白頭山が噴火。朝鮮半島壊滅の大惨事を阻止するために奔走する男たちを描いたディザスター・アクション映画。タイムリミットである75時間以内に火山の鎮静化を図るため、わずか3.48%の成功率の秘密作戦が実行される。監督は、「彼とわたしの漂流日記」のイ・ヘジュンと、「神と共に」シリーズで撮影監督を務めたキム・ビョンソの2人が務めている。

藤岡弘、「正に今の世に問う映画である」 「白頭山大噴火」往年の邦画風予告編公開

【作品情報】
白頭山大噴火
2021年8月27日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか 全国ロードショー
配給:ツイン
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  • 作品

白頭山大噴火

公開年 2019年
製作国 韓国
監督  イ・ヘジュン、キム・ビョンソ
出演  イ・ビョンホン、ハ・ジョンウ、マ・ドンソク、チョン・ヘジン、ペ・スジ
作品一覧