桜井玲⾹、何者にもなれない20代の女性たちのモヤモヤを浮き彫りに 「シノノメ色の週末」予告編

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 11月5日より劇場公開される、元乃木坂46の桜井玲香主演、岡崎紗絵、三戸なつめ共演の映画「シノノメ色の週末」の、予告編が公開された。

 公開された予告編は、美玲(桜井玲香)、まりりん(岡崎紗絵)、アンディ(三戸なつめ)が、高校の廊下を走り抜けるシーンから始まる。母校の廃校が決まり、10年ぶりに再会した放送クラブの3人。「人って変わるんだねぇ」とおしゃれになったまりりんに美玲が驚き、昔埋めたタイムカプセルを探して校庭を掘り起こし、女子高生時代の制服を教室で着るなど、楽しい時間を過ごす3人の姿が描かれる。

 「ここに来れば、あの頃に戻れると思ってた」というコピーからトーンが一変。「大人なんだから、もっとちゃんとした仕事した方がいいと思う」とまりりんに言われてショックを受ける美玲。「このままでいいなんて思ってないし」と、美玲からは本音があふれ出る。時間ばかりが過ぎて理想からはまだ程遠い、何者にもなれない20代の女性たちのモヤモヤが浮き彫りになっていく。また、篠の目女子高校の最後の学生・杉野あすか(中井友望)や、まりりんの会社の上司(工藤阿須加)も姿を見せる。

 本作の主題歌を新人の佐藤ミキが担当することも発表された。楽曲は、本作のために書き下ろされた「東雲の空」。作家・作詞家の高橋久美子が作詞、フジファブリックの金澤ダイスケが作曲した。優しさと強さをあわせ持った佐藤の“シルキーボイス”は、予告編でも聞くことができる。

 「シノノメ色の週末」は、同じ女子校に通っていたシノノメ女子元放送クラブの3人が、母校の篠の目女子高校の校舎が壊されることがきっかけで再会。まだ大人になりきれない20代女子たちの、等身大の物語が展開される。高校時代は読者モデルをしており、今はモデル事務所に所属しているものの順調とはいえない大月美玲を元乃木坂46の桜井玲香が、高校時代は放送クラブに所属し、今は広告代理店で働く岡崎紗絵を一ノ宮まりが、今は事務職をしているカメラ好きサブカル系の安東雅美を三戸なつめが演じている。「月極オトコトモダチ」の穐山茉由監督が、初の長編商業映画に挑む。

桜井玲⾹、何者にもなれない20代の女性たちのモヤモヤを浮き彫りに 「シノノメ色の週末」予告編

【作品情報】
シノノメ色の週末
2021年11月5日(金)全国ロードショー
配給:イオンエンターテイメント
©️2021「シノノメ色の週末」製作委員会

  • 作品

シノノメ⾊の週末

公開年 2021年
製作国 日本
監督  穐⼭茉由
出演  桜井玲⾹、岡崎紗絵、三⼾なつめ、中井友望、⼭⽥キヌヲ、⼯藤阿須加
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