山田杏奈 肝や銀杏好きに「おじさんみたいって言われる(笑)」 「名も無き世界のエンドロール」イベント

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山田杏奈 肝や銀杏好きに「おじさんみたいって言われる(笑)」 「名も無き世界のエンドロール」イベント

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 岩田剛典主演の映画「名も無き世界のエンドロール」(上映中)の公開記念舞台あいさつが30日に都内で行われ、岩田剛典、新田真剣佑、山田杏奈、中村アン、佐藤祐市監督が登壇した。

 これまでに実施された2回のイベントは無観客だったため、本作で観客の前に立つのは本イベントが初となった。ようやく観客の顔を見られた岩田は、「今日は、お越しいただきありがとうございます。感動しています!こうしてお客さんと一緒に舞台あいさつができることがどれだけ幸せかということ実感しています!」と感極まった様子を見せた。

 イベントでは、事前に集められた質問に登壇者が答えるトークが展開された。「ドッキリを仕掛ける側、引っかかる側どっち?」の質問には、新田が「僕は仕掛けます!」と即答。テレビのバラエティ番組で、実は軽いダンベルを岩田に投げ渡すというドッキリを岩田に仕掛けた時を思い返して満足げな表情を見せた。佐藤監督も「岩ちゃん、凄い声だして驚いてたよね(笑)」と語り、岩田はタジタジだった。

 「⼤変だったけどお気に⼊りのシーンはズバリどこですか?」との岩田に対する質問については、キダとマコトとヨッチの幼なじみ3人による海辺のシーンを挙げ、「あのシーンは、淡路島でマジックアワーのとても綺麗な夕日の中で撮影したのですが、すごく限られた時間の中でやり切らなくちゃいけなくて大変だったけど、結果とてもいいシーンになった」と振り返った。

 山田演じるヨッチが劇中でナポリタンに大量のタバスコと粉チーズをかけることにちなんで、山田には「変わった⾷べ⽅とか、嗜好ってありますか?」との質問が。山田は、「肝とか銀杏が大好きで、みんなからおじさんみたいって言われるんです(笑)」と、1月8日に二十歳になったばかりの山田が意外な一面を披露した。

 「名も無き世界のエンドロール」は、10年もの歳月をかけて表と裏の社会でそれぞれのしあがった幼なじみのキダとマコトが、日本中を巻き込む壮大な計画を実行するという内容の物語。穏やかで優しい性格でありながら裏社会で危ない橋を淡々と渡っていくキダ役を岩田剛典が、キダの力を借りながら会社経営者としてのし上がっていくマコト役を新田真剣佑が演じた。「小説すばる新人賞」を受賞した、行成薫さんの同名小説を原作としている。

名も無き世界のエンドロール
全国ロードショー中、「Re:名も無き世界のエンドロール~Half a year later~」は映像配信サービス・dTVで独占配信中【全3話】
配給:エイベックス・ピクチャーズ
©️行成薫/集英社 ©️映画「名も無き世界のエンドロール」製作委員会

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