2026年5月15日より劇場公開される、ドウェイン・ジョンソンが主演し、第82回ヴェネチア国際映画祭で銀獅子賞(監督賞)を受賞した映画「スマッシング・マシーン」の、予告編映像が公開された。
映像は、「これ以上の快感はない」と勝利の喜びを語り、観客に手を振るマーク・ケアーの姿から幕を開ける。だが続いて描かれるのは、初めての敗北を喫し、足早にバックステージへと去っていくという、栄光からの転落の姿。徐々に鎮痛剤への依存を深め、恋人との関係も悪化していくケアー。しかし、大きな体を震わせてしくしくと涙するケアーに、ライバルでありコーチのマーク・コールマン(ライアン・ベイダー)が、「俺たちは世界一の親友だ」と慰め、彼はふたたびリングに挑むことを決意する。人生の旅路を歌った名曲「マイ・ウェイ」とともに、己のもろさに向き合い、再起をかけた本当の闘いへと踏み出す男の姿を描き出した映像となっている。
予告編には、本作に出演している日本人キャストの姿も見られる。大沢たかおは、当時日本中を沸かせた総合格闘技の祭典「PRIDE」の主催者である榊󠄀原信行を演じている。石井慧はケアーが対戦することとなるエンセン井上役を、光浦靖子は「PRIDE」の記者会見で進行・通訳を務める女性役を務めている。また、2000年の「PRIDE」開幕戦のオープニングを飾る本人役で、布袋寅泰がカメオ出演を果たしている。
「スマッシング・マシーン」は、日本中を熱狂の渦に包んだ総合格闘技の祭典「PRIDE」の創成期にあたる1997年から2000年にかけて活躍した、格闘家マーク・ケアーの知られざる軌跡を描いた作品。当時日本で“霊長類ヒト科最強”と称されるほど、恵まれた体格で華やかな戦歴を誇り、キャリア絶頂期にあったケアー。しかし、やがて訪れた初めての“敗北”が、彼の人生に暗い影を落とす。
主人公のマーク・ケアーを演じるのはドウェイン・ジョンソン。2002年に製作された同名ドキュメンタリーをジョンソンが鑑賞し、深く感銘を受けたことから企画がスタート。自身の制作会社を通して映画化権獲得に動き、自ら主演兼プロデューサーを務めている。監督・脚本を手掛けたのは、兄のジョシュ・サフディとともに共同監督を務めた「グッド・タイム」「アンカット・ダイヤモンド」などで知られるベニー・サフディ。初の長編単独監督作品で、ヴェネチア国際映画祭の銀獅子賞を受賞した。ケアーの恋人ドーン役を務めるのはエミリー・ブラント。


【作品情報】
スマッシング・マシーン
2026年5月15日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開
配給:ハピネットファントム・スタジオ
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