医師の視点で外科手術を見つめ、人体の神秘と人間の恐怖の根源を探る 「人体の構造について」公開決定

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医師の視点で外科手術を見つめ、人体の神秘と人間の恐怖の根源を探る 「人体の構造について」公開決定

 医師の視点で外科手術を見つめ、人体の神秘と人間の恐怖の根源を探るドキュメンタリー映画「人体の構造について」が、2024年11月22日より劇場公開されることが決まった。

 「人体の構造について」は、「リヴァイアサン」などのルーシァン・キャステーヌ=テイラーとヴェレナ・パラベルのハーバード大学感覚人類学研究所の人類学者コンビが監督した作品。「人体」が最大の関心事となる場所=パリ北部近郊の5つの病院のオペ室を舞台に展開し、医師視点のカメラや内視鏡の映像を使い、脳や大腸、眼球、男性器などさまざまな外科手術や帝王切開の模様を医師の視点で見つめる。思わず目をそむけたくなるほどの生々しさと同時に、肉体が持つ生命力や美しさを感じさせてくれる作品となっている。また、死と隣り合わせの職場での医療従事者たちの心境や、死体安置所でのおくりびとたちの仕事ぶりも描かれる。

 特報予告は、養老孟司による推薦コメント「ふだんは見られない手術時の臓器や内視鏡の映像が見られる。これは貴重な体験になると思う」にはじまり、圧倒的な映像体験という宣伝文句に違わぬ本編の一部分を垣間見ることができる。日本版ポスタービジュアルは、岡野登(Cipher.)が担当。人体頭部のレントゲン写真がアートのように配置されたデザインとなっている。

医師の視点で外科手術を見つめ、人体の神秘と人間の恐怖の根源を探る 「人体の構造について」公開決定

【作品情報】
人体の構造について
2024年11月22日(金)ヒューマントラストシネマ渋谷&有楽町ほか全国ロードショー
配給:トランスフォーマー、TBSテレビ
© Norte Productions - CG Cinéma - S.E.L - Rita Productions - 2022

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