私立探偵ヒュー・グラント トンチンカンなアテレコ台本でスクープ映像制作 「ジェントルメン」本編映像

映画スクエア

 一流の”ワルたち”によるだまし合いを描いたガイ・リッチー監督の最新作「ジェントルメン」から、本編映像が公開された。

 公開された本編映像は、私立探偵フレッチャー(ヒュー・グラント)が金をゆするため、レイ(チャーリー・ハナム)と一緒に、ゆすりのネタとなるマフィアのボスと若頭のスクープ映像にアテレコをするシーン。フレッチャーから渡された台本に声をあてるレイに、「ダメだ。棒読みじゃなく感情を込めろ」と演出するフレッチャー。だが台本には、「オクトパスが寄ってきたら困るぞ」「ネズミの毛をなでるな」「春なのにセーター」など、トンチンカンな場所が多々あるというシュールなシーンとなっている。

 ヒュー・グラント演じるフレッチャーは、狂言回し役として本作を展開していくキャラクター。ヒュー自身にとって挑戦的なキャラクターだったようで、「ガイの台詞は示唆に富んでいるし、すごく大胆だ。それをちゃんと生きた言葉にし、自分のものにできるかどうかが僕にとってのチャレンジで、すごく楽しかった」と語っている。

 「ジェントルメン」は、ガイ・リッチーの監督デビュー作「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」や知名度を上げた「スナッチ」と同じロンドンが舞台の犯罪映画で、ひねりを効かせたプロットと粋なセリフの応酬など、原点回帰とも言える作品となっている。「インターステラー」のマシュー・マコノヒーがミッキー役を務めるほか、「キング・アーサー」のチャーリー・ハナム、「クレイジー・リッチ!」のヘンリー・ゴールディングが出演。さらに、「ヒットマンズ・レクイエム」のコリン・ファレル、「フォー・ウェディング」のヒュー・グラントも出演する。

私立探偵ヒュー・グラント トンチンカンなアテレコ台本でスクープ映像制作 「ジェントルメン」本編映像

【作品情報】
ジェントルメン
2021年5月7日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
配給:キノフィルムズ
© 2020 Coach Films UK Ltd. All Rights Reserved.

  • 作品

ジェントルメン

公開年 2020年
製作国 イギリス、アメリカ
監督  ガイ・リッチー
出演  マシュー・マコノヒー、チャーリー・ハナム、ヘンリー・ゴールディング、ミシェル・ドッカリー
作品一覧