登場人物・キャスト　メトロポリス

フレーダー(グスタフ・フレーリッヒ)

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フレーダーは、メトロポリスの支配者の息子である、映画「メトロポリス」の登場人物。「御曹司クラブ」で楽しい時間を過ごすなど、地上の世界で不自由なく暮らしている。だが、「御曹司クラブ」に子どもを連れて来たマリアのことが気になり、マリアを追いかけて地下の機械工場にたどり着く。そこで奴隷のように働かされている労働者たちの姿を見て、メトロポリスの繁栄が犠牲の上に成り立っていることを知る。父親に不公平を訴えるものの聞き入れられない。

再び工場に戻り、倒れかけた労働者に代わって自らが働く。その後、他の労働者とカタコンベの集会に参加。労働者を解放する「媒介者」の存在を説くマリアと再会する。自分が媒介者と確信し、マリアにそのことを告げる。再会を約束した大聖堂にマリアが姿を見せず、帰り道でマリアの悲鳴が聞こえたロートヴァングの家に飛び込むものの、閉じ込められてしまう。解放されるが、父と一緒にいるアンドロイドをマリアと勘違いし、ショックを受けて倒れてしまう。

回復したあと再びカタコンベを訪れ、暴力による蜂起を労働者に扇動するアンドロイドを目撃。マリアではないことを叫ぶが聞き入れられない。再会したマリアと、壊れゆく町で危険な状態となった子どもたちを助け、御曹司クラブに連れて行く。町に戻り、ロートヴァングに襲われるマリアを発見。ロートヴァングとの格闘の末、墜落死させてマリアを助ける。マリアのアドバイスにより、媒介者として父と労働者の代表であるグロートの握手を促す。

キャスト

フレーダーを演じているのは、ドイツの俳優であるグスタフ・フレーリッヒ。公開時25歳頃。

「メトロポリス」の関連項目

セリフ・名言 3 メトロポリス

フレーダー「モロク！」

0:13:55頃（118分版）マリアを追いかけて地下に向かったフレーダーは、巨・・・大な機械を操作する労働者たちを目撃する。事故が起こってケガ人が出る様子を見たフレーダーには、機械がモロク神のように見える。モロク神とは、いけにえがささげられたことで知られる中東の神のこと。・・・

セリフ・名言 4 メトロポリス

フレーダー「子どもたちの顔を見ようと思ったのです。私の兄弟や姉妹たちの」

0:21:00頃（118分版）メトロポリスの支配者フレーダーセンの息子であるフ・・・レーダーは、マリアを追いかけて地下の機械室に向かい、労働者たちが苦しんでいる実態を知る。フレーダーの心には、労働者たちをなんとかしたいという気持ちが芽生えていた。・・・

セリフ・名言 5 メトロポリス

フレーダー「もしいつか、地下の人たちが父さんに反乱を起こしたら？」

0:21:40頃（118分版）マリアを追いかけて地下の機械室に向かったフレーダ・・・ーは、そこで重労働にあえぐ人々の姿を目撃する。自分たちが享受する繁栄が重労働によって支えられていることにショックを受けたフレーダーが、メトロポリスの支配者である父の元と語る。・・・

セリフ・名言 9 メトロポリス

フレーダー「あなたが私を呼んだのです。私は来ました」

0:51:20頃（118分版）カタコンベで労働者たちに、「媒介者」が間もなく現・・・れると語っていたマリア。労働者と一緒にマリアの話を聞いていたフレーダーは、支配者フレーダーセンの息子である自分こそが媒介者と考える。そして、マリアも同じように感じるのだった。・・・

キーワード 2 メトロポリス

未来都市「メトロポリス」、地下工場、心臓機械

「メトロポリス」の舞台となるのは、未来の大都市「メトロポリス」である。地上では支・・・配者階級が繁栄を享受した生活を送っており、高層ビルが多く建ち、多くの車が行き来している。一方で、地上の生活を支えているのは地下の工場で、工場では多くの労働者が10時間の厳しい肉体労働を強いられていることが描かれている。地下の工場では、多・・・