登場人物・キャスト　海の上のピアニスト

1900(ティム・ロス)

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海の上で生まれた伝説のピアニストが4Kで蘇る！映画『海の上のピアニスト』予告編

1900（ナインティーンハンドレッド）は、豪華客船「ヴァージニアン号」で生まれた、映画「海の上のピアニスト」の登場人物。乗客が船内に置いて下船してしまったところを、機関士のダニー・ブードマンに発見される。見つかったのが1900年だったことと、「T・D・レモン」の箱に入れられていたことから、「ダニー・ブードマン・T・D・レモン・1900」と名づけられる。ヴァージニアン号の船内で育てられる。

ダニーの死後、ピアノの才能を発揮し、ヴァージニアン号のピアニストとなる。トランペット奏者として船のバンドに加わったマックスと親しくなり、陸に上がるように誘われるものの船にとどまり続ける。天才的なピアノの腕前のうわさが広まり、ジャズを発明したと言われるジェリー・ロール・モートンからピアノの決闘を申し込まれるものの、超絶的な演奏で勝利を収める。

レコード会社と契約してオリジナル曲の原盤が作るが、気が変わって原盤を自分の物にする。船で見かけた少女に恋をするようになり、原盤をわたそうとするが気おくれして渡せない。結局渡せないまま少女が下船し、レコードを割って捨てる。その後、船を降りて少女のもとに向かう決意をするものの、タラップの途中で足を止め、船に戻ってしまう。

その後もヴァージニアン号にとどまり、爆破解体される船と運命をともにする決意をする。船から降りるように説得に来たマックスに、陸地に無限の世界を感じたために降りられなかったことを明かす。正装した姿で頭に流れる音楽を架空のピアノで演奏し、爆破の時を迎える。

・レコードの収録の時に演奏した曲は、窓から見えた少女の姿を曲にしたものである。

キャスト

1900を演じているのは、イギリスの俳優であるティム・ロス。公開時37歳頃。「レザボア・ドッグス」(1992)、「パルプ・フィクション」(1994)などの出演作がある。同時期の出演作には、「ライアー」(1998)、「奴らに深き眠りを」(1997)、「グリッドロック」(1997)などがある。ピアノの演奏シーンのために6カ月も訓練をした。ロスがピアノの演奏シーンを演じているが、劇中で流れる演奏の音はプロのピアニストによるという。