ハリー・ポッターと死の秘宝　PART1

公開年: 2010年
製作国: アメリカ、イギリス
監督: デヴィッド・イェーツ
出演: ダニエル・ラドクリフ、ルパート・グリント、エマ・ワトソン、レイフ・ファインズ

「ハリー・ポッターと死の秘宝　PART1」は、J・K・ローリング原作の「ハリー・ポッター」シリーズの映画化第7作。原作の最終巻の前編にあたる。ダンブルドアの遺志を継いで、ヴォルデモートの魂が保管されている分霊箱を破壊するために奔走するハリーたちの姿を描く。

監督は、「不死鳥の騎士団」「謎のプリンス」に引き続いてデヴィッド・イェーツが担当。ダニエル・ラドクリフ（ハリー）、ルパート・グリント（ロン）、エマ・ワトソン（ハーマイオニー）などの主要登場人物が引き続き出演している。PART2と同時に撮影が行われた。

北米で3億ドル弱、世界で9億ドルを超える興行収入を上げ、日本でも約68億円の興行収入の大ヒットとなった。

デス・イーターの会議

魔法界が暗雲に包まれるなか、新しく魔法省大臣となったルーファス・スクリムジョールは、闇の魔法使いとの戦いをマスコミの前で宣言する。一方、ヴォルデモートは、デス・イーターたちと会議を開いている。そこにはセブルス・スネイプの姿もある。会議ではハリーの殺害について議論している。ヴォルデモートは、自らの手でハリーを殺そうと考えている。だが、自分の持つツエはハリーのツエと同じ木から作られているためにハリーを殺せないことから、ルシウス・マルフォイのツエを自分のものにする。

シーン 1 ハリー・ポッターと死の秘宝　PART1

闇の魔法使いたちの会議

ヴォルデモートを中心とした闇の魔法使いの勢力は拡大し、多くの幹部が集まった会議が・・・開かれる。会議には、ダンブルドアを殺害したセブルス・スネイプも参加している。会議の議題は、ハリー・ポッターをどのようにして捕まえるかというものだった。ベラトリックスがハリーを殺す役割を買って出る。だが、ヴォルデモートは、ハリーを殺すのは・・・

ハリーに変身

ヴォルデモートたちに見つからずに、ダーズリーの家にいるハリーを隠れ家に連れて行くための作戦が実行される。ロンやハーマイオニーたちがポリジュース薬でハリーの姿となり、別々に出発して隠れ家に向かう。だが、作戦はヴォルデモート側に漏れており、出発したハリーはヴォルデモートに襲われるものの、ハリーのツエの方が強かったために逃げ切る。

シーン 2 ハリー・ポッターと死の秘宝　PART1

7人のハリー

ダーズリーの家にいるハリーを隠れ家に連れて行くための作戦が決行される。作戦とは、・・・闇の魔法使いたちを混乱させるために、6人にポリジュース薬を飲ませて、ハリーになりすまして移動するというものだった。 6人を危険にさらす作戦に反対するハリー。だが、ハリー以外の者たちによって作戦の決行は決定されていた。ロン、ハーマイオニー、・・・

ダンブルドアの遺言

ハリーを隠れ家に連れてくるために、ムーディが亡くなりジョージが大ケガをする。ハリーは、他の人がこれ以上傷つかないように、1人で出ていこうとするが、ロンに止められる。ロンの兄のビルとフラーの結婚式の準備が進む。そんな中、魔法大臣のスクリムジョールが現れ、ダンブルドアの遺言に基づき、ハリーたちに遺品を渡す。ハリーには最初に捕まえたスニッチが、ハーマイオニーには「吟遊詩人ビードルの物語」の本が、ロンには灯消しライターが贈られる。